少ない

11月6日(月)

今朝、教室に入ると、やけに学生が少なく、寂しい雰囲気が漂っていました。いつもより少し早く教室に入ったせいかなとも思いましたが、始業のチャイムと同時ぐらいに駆け込んできた学生を加えても、教室はいつもより空間が広かったです。

休んだ面々を見ると、今度の日曜日のEJUに備えて自室にこもっていそうな学生たちでした。毎回こういう学生が出現しますから、いつものことかと思う反面、そんなことしたってどうにかなるわけでもないのにとも思います。本人たちはぎりぎりのところでの追い込みのつもりなのでしょうが、そういう効果が現れるのは、規則正しい生活が送れる強い意志を持ったごくわずかな学生だけです。

まず、朝寝坊するでしょうから、そこで効果が半減。そして、自分の部屋という緊張感のない環境だと、勉強の密度も下がります。せめて近くの図書館へでも行けば自室ほどいい加減にはなりませんが、それだったら学校の図書室だって同じです。悪友の誘惑がないだけ図書館のほうが有利だというかもしれませんが、良友からのプラスの刺激もありません。

何より、試験の直前に夜更かし・朝寝坊の生活を送ると、本番の日の朝にすっきり目が覚めず、いわば時差ボケ状態で試験を受けることになります。当然、好成績は望めません。ふだんの生活リズムを崩さず、朝9時に頭の芯からシャキッとしているような生活が、試験の直前だからこそ必要なのです。去年の11月のEJUで満点を取ったJさんは、無遅刻無欠席でした。

幸い、私の受験講座の学生は、みんな顔を揃えていました。こちらの学生たちに期待を寄せることにしましょう。

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