毎日続ける

5月23日(土)

昨日が運動会でしたから、今日の受験講座は気が抜けて休んでしまう学生が多いだろうと思い、プリントの印刷部数を少なめにしようと思いました。でも、それは学生に対して失礼だと思い返し、先週の出席者数と同じ部数だけ刷りました。

少し早めに教室に入ると、机がまばらに埋まっている程度でした。やっぱりなと思いながら始業のチャイムと同時に出席を取り始めると、数名がばたばたと駆け込んできました。出席を取り終わってプリントを配ろうとすると、さらに何名かが入り、この時点でプリントにほとんど余裕がなくなりました。その後、学生たちがプリントの問題をやっているときにもう3名入室し、ついにプリントが足りなくなってしまいました。結局、出席者数は先週より2名多くなりました。

遅刻はほめられたことではありませんが、運動会の翌日で休みたい気持ちもあったにもかかわらず学校まで出てきたのは、立派な心がけです。毎日勉強しなければならないことはわかっていても、「運動会の翌日だから」「誕生日だから」「久しぶりに国の友達にあったから」などと、何かと理由をつけてサボりたくなるものです。しかし、受験の神様は、そういう気持ちを抑えて毎日コツコツと努力を続けた受験生にだけ微笑むのです。

勉強に例外を設けてはいけません。例外は「アリの一穴」です。どんどん広がって、やがては土台から崩れ去ってしまいます。どんなに苦しくてもペースを乱さず続けることが肝心です。「じゃあ、風邪をひいて熱があっても頭が痛くても、頭に何も入らなくても勉強しなければならないんですか」と聞かれそうですが、私は病気にならないことも受験生のすべきことだと思っています。健康管理も受験勉強のうちです。

今日の受験講座に出てきた面々は、みんな努力が続けられそうな学生たちです。これからも勉強する気をくじくようなことにぶつかるかもしれませんが、そんなことに負けずに前進し続けてもらいたいです。

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