白い世界

1月22日(月)

初雪が大変なことになってしまいました。東京は久しぶりのまとまった積雪で、午後の授業は早めに切り上げ、学生たちをすぐに帰しました。東京は、雪の翌日は冬型となり、きれいに晴れ上がるのが通常ですから、これ以上の雪はあまり心配していません。しかし、電車がどうなるかは全く予想がつかず、明日の朝の授業が普通に始められるかは予断を許しません。

天気予報では雪と言っていましたが、私は低気圧がこれほどドンピシャリ東京に雪を降らすコースを取るとは予想できませんでした。雪の影響を受けずに逃げ切れるのではないかと踏んでいたのですが、大はずれでした。でも、選択授業の「身近な科学」の絶好なネタが得られました。今週か来週か、学生たちにじっくり解説しましょう。

この雪の中、卒業生のAさんが来ました。ビザがもらえずに来週帰国することになったそうです。R大学に進学したものの、成績が悪くて退学になり、T専門学校に入りました。1年勉強して、もう1年ビザをもらおうとしたところ、R大学を不成績で退学になったことを理由に、延長を認めてもらえなかったとのことです。T専門学校ではまじめな学生で、しかるべき成績を収めていたとのことでしたから、理不尽な感じが否めません。Aさんの話しか聞かずに一方的に決め付けてはいけませんが…。

Aさんは、専門学校と話をつけて、一旦帰国しますが、また来日してT専門学校での勉強を続けるとのことです。違った意味での勉強の厳しさを知ったAさんは、この次はきっと身になる勉強をすることでしょう。

雪で電車が止まるかもしれませんから早く帰るようにと言っていますが、KCPの先生方は帰る気配がありません。仕事熱心なのはいいのですが、明日以降のことも考えてくださいよね。

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