受験後方支援

11月19日(月)

土曜日休んだため、今朝はメールが山ほど届いていました。まず、Tさんからのメールから。Tさんは金曜日に志望理由書を見てほしいと言っていましたが、私の退勤時までにその志望理由書が送られてきませんでした。週末はずっとそれが気になっていたのですが、メールの受信時刻を見ると、私が帰宅してから間もなく送られてきたようです。大急ぎで添削しました。

Tさんの志望理由書は、文法的な間違いはほとんどなく、少なくとも今シーズン最高の文章でした。しかし、局地戦にのめりこんでしまい、戦局全体を見る目を欠いていました。つまり、専門の勉強がしたいという気持ちは伝わってきましたが、その勉強をその大学でする必然性が見えてこなかったのです。これだと、その勉強ができれば大学はどこでもいいのかなと思われてしまいかねません。

専門的過ぎる部分をばっさり切り捨てたら短くなってしまったので、どんなことを書いて字数を増やすか指示を出して、Tさんに送り返しました。それが7時過ぎ。授業前に見てくれていれば授業後に質問に来るかなと思っていたら、ラウンジでばったり会いました。Tさんはにこやかに「大丈夫です」と言っていましたから、あさってが締め切りでもありますから、ちょっと手を加えて出願するのでしょう。

授業後にはMさんからも志望理由書の添削を頼まれました。ワープロで打った原稿を持って来られたので、即手直し。こちらも語彙や文法の破綻はないのですが、流れがスムーズではないので段落の一部を入れ換えました。また、インパクトが弱いので、少々強気の言葉も加えました。あとは面接でこの志望理由書の本意を補ってもらうだけです。

Mさんの志望理由書の添削を済ませてロビーに下りると、先週さんざん面接練習したLさんがいました。練習した質問が出てきたそうで、それはうまく答えられたとのことです。ただ、「ここまでどうやって来ましたか」という質問に変な答え方をしたとか言って、気に病んでいました。それは、Lさんの緊張をほぐすためのやりとりで、直接合否にかかわらないよと言ってあげたら、多少は安心したようでした。

明日も、面接練習が2件入っています。

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