誤答に気づかず

8月11日(火)

昨日提出したSさん、Wさん、Yさんの宿題の答えが同じでした。正答が同じなのは当然なのですが、数個あった誤答が全く同じなのです。しかも、他の学生とは違う間違え方です。どう考えても、3人のうちの誰かのを他の2人が写したとしか考えられません。成績的に考えて、WさんのをSさんとYさんが写したのでしょう。

今日担当のB先生にこの3人に話を聞くように頼んでおきました。予想通り、Wさんの宿題が大本で、Sさんは写したことを認めたそうです。しかし、Yさんは頑として認めませんでした。また、Yさんは授業後に受けた漢字の再試験の最中に、スマホをいじっていたそうです。B先生が注意すると、答えを見ていなかったから構わないだろうという言いっぷり。教室内は携帯電話禁止だということは知っているはずだと迫ったら、文法の再試もあったのに、ふてくされて帰ってしまったそうです。

Yさんは、去年私のクラスにいて、結局やめてしまったOさんに似ているところがあります。授業中すぐ電話をいじる、教師に話を直接理解しようとせず友達に母語で聞く、勉強する気が感じられない、などという点です。まだ中間テスト前ですが、Yさんは授業についていけません。これもOさんと同じです。Oさんは自分が勉強に向いていないことがよくわかっていて、すっぱりと留学をあきらめて転進しましたが、Yさんは今のところそんなそぶりはありません。

宿題や再試でのやり取りからわかるように、Yさんには素直さがありません。自分の非を認めず、教師からの指導を受け入れようとしません。これでは日本語の上達はおろか、大人への脱皮もできないでしょう。この調子では、日本での進学なんて、望むべくもありません。

素直に非を認めたSさんにしたって、Wさんの誤答を見抜けないようじゃ先は明るくありません。中間テストの結果が出たあたりでこの2人に引導を渡すのが、私の今学期の大仕事になるのでしょうか。

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