KCP地球市民日本語学校ライン

概要

本課程は初級レベルの日常会話から、進学先で必須となる高度な日本語、就職後に必要とされるビジネス日本語まで、より正確で自然な運用力を身につけたいと願う全ての皆さんのニーズに応えるカリキュラムです。「話す」「聞く」「読む」「書く」の4技能をバランスよく学習することで総合力が鍛えられ、将来的には通訳・翻訳家の道を目指したいという方にも最適です。また、授業の内容は単に日本語だけではなく、今の日本社会について、日本人の習慣・価値観・歴史にも話題は広がります。クラスメートとのディスカッションを通して、国際感覚を養い、将来皆さんが国際社会で活躍するための素地を形成していきます。


レベルと内容

初級

初級クラスとは言っても、日本人ゲストをお呼びして日本についていろいろ質問したり、学生同士のインタビュー結果をまとめて、上級の先生の前でプレゼンテーションしたり、短時間で指定された場面でドラマ風の会話を作るなど、使えることの楽しさを味わってもらおうと、多彩な活動を取り入れています。またKCPでは、発音指導も初級のレベル1から徹底して行っています。

中級

社会に出たとき必要となることを学んでいくレベルです。上級で扱う新聞・ニュースを理解するための語彙・テクニックを身につけ、毎日の1分間スピーチや討論会などで、自分の意見や気持を人に伝えるための実践練習を繰り返します。堅い話だけではなく、ドラマを教材に実際の会話で使われる口語なども使えるように練習していきます。目的に合わせて、能力試験対策や留学試験対策、会話の選択授業で、自分の求める能力を高めていきます。

上級

中級までに学んだものを総合的に使いこなせるようにしていきます。ことばの数を増やして、豊かな表現を身につけましょう。また、日本国内の事情や、みなさんの国との文化や習慣の違いについても、詳しく勉強します。そして、グローバル時代を生きる国際人として、現代社会のさまざまな問題について話し合ったり、意見を書いたりします。

入学時期・授業時間

コース 入学時期 科目及び総授業時間数
総合日本語課程     2年コース 1月、4月 日本文化・日本事情 80
1年9か月コース 7月 日本文化・日本事情 70
1年半コース 10月 日本文化・日本事情 60

応募資格

海外において12年の学校教育を終えている方が対象です。海外で11年教育を受けた方は、特別進学課程を
お選びください。