モク拾い

1月4日(金)

2019年の最初の仕事は、タバコの吸殻7本とフィルター1個を拾ったことでした。年末年始の休み中に、1日1本ずつぐらい校舎前の道路に吸殻のポイ捨てがなされたことになります。ここは酔っ払いが歩く道ではありませんから、歩きタバコをした人が何気なく道路の端に捨てたのでしょう。しかし、この「何気なく」が問題なのです。本人には犯意も悪意も何もなく、無意識に近い動作ですから、タバコをやめない限りポイ捨ても止まないでしょう。吸殻が落ちていると道や街が汚く見えること、捨てられた吸殻を見ながら踏み越えて建物に入る人の心、新年早々誰が吸ったかわからない吸殻を拾う人の気持ち、そんなことなど寸毫も考えることなく捨てているに違いありません。

セブンイレブンが店の前に置いてある灰皿を全面的に撤去するという記事が休み中の新聞に載っていました。受動喫煙防止のためだそうで、結構なことだと思ってその記事を読みました。しかし、その代わりにポイ捨てが増えたら意味がありません。全てのとは言いませんが、どうして喫煙者は街の美化に無関心、自分の行いに無自覚、他人の気持ちに無頓着、社会に対して無責任なのでしょう。チコちゃんじゃありませんが、“ボーッと生きてんじゃねーよ!”と言ってやりたくなります。

…というような事件もありましたが、いよいよ2019年が始まりました。本当の意味での初仕事は、入学式で在校生代表として挨拶することになっているBさんの原稿チェックでした。さすがBさん、ほんのちょっといじっただけで立派な原稿になってしまいました。その後、担任クラスの学生へのコメント書きもしました。

寝正月に近かった体が、だんだん戦闘モードになってきました。

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