明日ですよ

6月16日(土)

明日がEJU本番ですから、受験講座のEJU日本語も最終回。今学期は初回と最終回が私の担当でしたが、最終回にいたっても、遅刻してきたり試験中にトイレに出たり床に何かを落としたり、いまひとつピリッとしませんでした。床に落としたものを拾おうとしてもぞもぞ動いたら、カンニングを疑われてもしかたがありません。また、拾ってあげたとしても不正行為だと思われかねません。遅刻やトイレは論外です。

毎回、つまらぬところで引っかかって不本意な成績に終わる学生が出てきます。ケータイを鳴らしたとか、数学のコース2を選んだのにコース1の問題を解いて答えてしまったとか、成績が予想よりかなり低いからマークする場所を間違えたんじゃないかとか、情けないかぎりです。学生たちの国にも日本同様の厳しい受験競争があるのに、どうしてこうなっちゃうのでしょう。日本の大学受験をなめてるのだとしたら、もってのほかです。

6月のEJUで高得点を挙げて11月は受けずに大学の独自試験にじっくり備えるのが理想だと、初回に訴えました。LさんやXさんなど、そういうふうに戦って第一志望の大学に進学した例が最近目立っています。ことに今学期超級クラスにいる学生にはそうしてもらいたいですけれども、どうでしょうか。理系は、数学や理科の筆頭試験の練習を早く始めたいです。マークシートとは違う頭の使い方をしなければなりませんからね。

明日、学生たちが試験に取り組んでいるころ、私は歯医者の椅子の上です。学生たちの健闘を祈っている余裕もありません…。

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