木枯らしも吹かず

11月14日(水)

今朝あたりはだいぶ気温が下がったと思いましたが、まだまだコートなしでも平気そうです。最近、秋の短い年が続いていましたが、今年は久しぶりに秋を満喫しています。

授業中教室の窓から空を見上げて、真っ青な秋空が目に入ると、思わず見とれてしまいます。冬の乾いた、光ばかりが目立つ青空ではなく、適度な瑞々しさが感じられる、手を伸ばして触りたくなるような青さに心が引き付けられます。こういう秋が、今年はじっくり味わえるのです。

KCPの校舎から見える狭い青空ではなく、広々とした青空に両手を伸ばしたいです。BBQのときがチャンスでしたが、あいにくその日はそれどころではなく、気がついたらたそがれ時でした。3日は好天でしたが雑用に追われ空を見上げるチャンスすらなく、以後、休みの日はいまひとつ空模様がパッとしません。今週末はどうなのでしょう。

秋を満喫するのはいいのですが、今年はまだ木枯らし1号が吹いていません。去年は10月30日でしたから、すでに半月遅れていることになります。木枯らし1号は、西高東低の冬型の気圧配置の日に吹きます。しかし、これから数日の予想気圧配置図を見ても、西高東低にはなりそうもありません。定義上、東京の木枯らし1号は11月の中旬までに吹くことが必要ですから、もしかすると、今年は木枯らし1号が吹かない年になるかもしれません。そうなると、1979年以来39年ぶりになるのだそうです。

気象庁の長期予報によると、エルニーニョが発生しているので今シーズンは暖冬になるそうです。秋が長いのが暖冬の兆候だとしたら、あまり喜んでばかりもいられません。

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