Category Archives: 気象

窓を閉める

1月25日(水)

寒い1日でしたね。朝、マンションの外に出たら、寒さが頬に突き刺さりました。那覇を除く都道府県庁所在地の最低気温が氷点下になったそうです。昨日のクラスのディクテーションで「今期最強寒波到来」なんてやりましたが、まさにその通りになりました。

水曜日のクラスは外階段わきの教室ですから、私はいつも外階段で行き来します。通常、廊下の外階段側の扉は、換気のため少し開けてあります。しかし、今朝は、2か所で扉が閉められていました。扉に挟む木片が、外階段側にむなしく転がっていました。ラウンジで朝ご飯を食べていた学生たちはよほど寒かったんでしょうね。

教室の窓も、“ピッタリしまっていない”という程度でした。授業開始の9時ごろはまだ氷点下で、その寒さのせいか、今朝は遅刻が多く、私が教室に入ったときはいつもよりさらに人数が少なかったです。ベッドから抜け出せず、うちから出られずという感じだったのでしょう。教室に駆け込んで人心地という顔つきでした。

ニュースによると、東京近辺以外は全国各地大変なことになっているようです。関東平野を取り囲む山々が季節風をブロックしてくれるおかげです。そういえば、受験で関西へ行っているQさんは無事でしょうか。交通機関が乱れているという話ですが…。

午後は面接練習と受験講座。どちらも冷え切った教室でするのはかないませんから、早々に暖房を入れておきました。少し開けておいた窓は、私が改めて教室に入ったときには、しっかり閉められていました。

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寒いですね

12月24日(土)

今朝の東京の最低気温は氷点下0.1度で、今シーズン初めての冬日を記録しました。しかし、全国に目を向けると、北日本のみならず、高知や徳島まで10cm以上の積雪だというではありませんか。名古屋や博多の雪はさほど珍しくありませんが、坂本龍馬や阿波踊りの踊り手が真っ白になっているのは、異様な雰囲気です。

確かに東京も寒いですが、こんな程度で文句を垂れていては、大雪で往生している地方の皆さんに申し訳ありません。しかも、この寒波も、地球温暖化の影響だというじゃありませんか。線状降水帯の雪バージョンのような気圧配置になってある特定の地域に雪が降り続き、その原因が温暖化ということで、何がどうつながっているのか、よくわかりません。

温暖化のために大雪が降っているとすると、雪質はどうなのでしょう。パウダースノーではなく、水っぽい雪なのでしょうか。だとすると重い雪ですから、除雪にも時間や労力がかかりますし、建造物などへの被害も大規模になるでしょう。雪遊びなんかしたら、水浴びしたみたいになってしまうかもしれません。

今朝の職員室も寒かったですね。鉄筋コンクリートがキンキンに冷えている感じでした。思わず、エアコンの温度設定を最高にしてしまいました。それでも指先が冷えますから、マグカップにお湯を入れて、それを握りながら仕事をしています。来週からは、カイロを持ってこようかな。でも、ずいぶん長い間使っていませんから、もう温まらないかもしれませんが…。

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寒い教室の中で

12月1日(土)

去年まで着ていたコートが擦り切れて色もあせてきましたから、手ごろなコートを探していました。先月の中頃、家の近くのUでコートが安くなっていましたから、まだ暖かかったですが、キープしておきました。今朝、そのコートに初めて袖を通しました。買ったときには気づきませんでしたが、重いなと思いました。これだけ重いと、3月ぐらいに暖かくなってコートを脱いだ時、春をより一層強く実感できるのではないかと、まだ冬が始まったばかりですが、今から楽しみにしています。

12月になったら急に寒くなると天気予報で言っていましたが、本当にそうなりましたね。気象庁の観測によると、最高気温は日付が変わった直後に出て、日中は10℃に届かなかったようです。すでに気温が10℃を切っていた11時ごろ、PさんがK大学のオンライン面接を受けるために教室を使いたいと言ってきました。担任のH先生から話を聞いていましたから、すぐに空き教室に案内しました。鍵を開けると、曇り空で何となく薄暗いことも手伝って、寒々しい雰囲気が満ち満ちていました。

小一時間すると、Pさんが「先生、終わりました」と報告に来ました。緊張して思ったことがうまく話せなかったとも言っていました。初めての面接試験だったそうですから、やむを得ない面もあります。Pさんが緊張したのだったら、他の受験生も同じくらい緊張しているはずです。そこを気に病んでもしかたがありません。もう何校か受けるそうですから、その時の糧にすればいいでしょう。

Pさんの使った教室の確認と施錠に行くと、教室の暖房は使った形跡がありませんでした。受験のことで頭がいっぱいで、寒さも感じなかったのでしょうか。あとは、合格を祈るのみです。

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秋模様

9月21日(水)

朝(私にとっての“朝”は、普通の人にとっては“未明”か、下手をすると“夜更け”かもしれませんが)、窓を開けると、ひやんとしました。気象庁の観測によると、東京の明け方の最低気温は午前3:58の16.5度です。建物の中には夏の熱気が残っていますが、16.5度は十分すぎるくらい秋です。明後日はお彼岸です。週間予報を見る限り、大汗をかくような気温にはなりそうもありません。まさに、暑さ寒さも彼岸までです。

外がそんな状況でしたから、今朝は半そでシャツに薄手のカーディガンを羽織って出勤しました。自分がそういう格好だからなのかもしれませんが、電車内の半そでの人が寒々しく見えました。でも、フリースのお姉さんはやりすぎなんじゃないかなあ。

教室に入ると、暑がりのTさんは相変わらず半そで短パンです。でもTさんは丸々としていて、適度に焼けていますから、見ているほうに鳥肌が立ちそうな様子ではありませんでした。学期の初めにエアコンの吹き出し口を避けて窓際に避難していたHさんが、教卓の近くに戻ってきました。1か月ぐらい季節を先取りといった感じのジャケットを着込んでいました。

教室は、カーディガンを脱いで教壇に立った私を含めても、半袖が少数派でした。エアコンなしで、窓とドアを開けて風が通るようにすると、暑からず寒からず、ちょうどいい温度です。6月末の連続猛暑日のころは秋まで体がもつだろうかと心配もしましたが、どうやらもっちゃったようです。10月1日の衣替えまであと10日、今年最後の半袖を楽しみましょう。

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朝の出来事

9月20日(火)

朝、仕事をしていたら、電話が鳴りました。

「はい、KCP地球市民日本語学校でございます」

「Dと申しますが、おはようございます」⇒KCPには電話口で名乗らない学生が多いですが、Dさんは挨拶までしてくれました。クラスまで言ってくれたら完璧ですが、まあ、十二分に合格点です。

「Dさん、おはようございます。どうしましたか」⇒朝かかってくる電話は、たいてい欠席連絡です。お腹を壊したか、頭が痛いか、それとも熱を出したのでしょうか。

「先生、学校はいつも通りですか。授業はありますか」⇒??? 私は、タイミングがよかっただけかもしれませんが、傘を差さずに学校まで来ましたよ。今、学校の前を通った人も、傘を差していません。

「はい、いつものように9時に来てください。Dさんのところ、電車が止まっていますか」⇒台風は関東平野のはるか北側を通過中。風も吹いているし、雨もまた降りだすことでしょうが、電車が止まるほどひどくなるとは思えません。でも、局地的には大雨になっていたり、Dさんの住んでいるところが低地だったりしたら、登校するのが困難かもしれません。

「あ、いいえ、どうでしょう。調べてみます」⇒要するに“あわよくば臨時休校”って考えだった???

「ま、とくにかく、学校は普通にあります。9時から授業をしますから、電車が止まっていなかったら、遅刻しないように学校へ来てください」⇒当然、こういう結論になりますよね。

「はい、わかりました。どうもありがとうございました」⇒こういう挨拶は、しっかりできるんですねえ。そこがDさんの日本語力、コミュニケーション力の高さです。

Dさんは、遅刻もせずに、ちゃんと出席しました。

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秋の気配を感じる

8月1日(月)

先週末あたりから、梅雨明け直後のような暑さが復活してきました。今朝からずっと、KCPの玄関の体表面温度計は、学生が出入りするたびにアラームを鳴らし続けています。足止めを食った学生は、ノートで体をあおったり玄関前の日陰に座り込んだりして、衣服や髪にたまった熱気を放出し、再挑戦しています。それでもアラームが鳴りやまない学生もいます。幸い、どうやってもアラームが止まらない、つまり本当に体温が高くなっている学生はいませんでした。週間予報によると、ここしばらくは熱帯夜+猛暑日の最強コンビが東京を覆い尽くすようです。

そんな、今年2度目の盛夏を迎えたような東京ですが、私は秋を感じています。梅雨明け間もない6月下旬の1度目の盛夏の頃は、私が家を出る時分には外が明るくなっていました。部屋の電気をつけずとも身支度を整えられました。しかし、先月上旬から中旬にかけて、夏の中休みと言いましょうか、戻り梅雨と言いましょうか、天候不順な日々は、日が照らないので薄暗かったです。そして、第2盛夏ともいうべき最近は、空に雲がないのは感じられても暗いのです。日の出の時間が20分あまり遅くなっているからです。

夏至の頃は、私が乗る電車から見える朝日は、ビルの6階か7階ぐらいの高さでした。しかし、8月の朝日は、かろうじて水平線上にその全身を現す程度です。ずいぶん低くなったなあと思います。KCPの夏休み明けには、日の出前の薄明の時間帯になってしまいます。

毎年のことですが、車窓からの朝日が低くなると秋を感じ、一抹の寂しさも覚えます。今年は第1盛夏が強烈でしたから、もうエネルギーが尽きてしまったのかと、半月ほど前までは心配もしていました。でも、どうやらもうひと働きしそうです。とはいうものの、働き過ぎないようにしてもらいたくもあります。

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3度低下

7月4日(月)

梅雨明けから9日間続いた猛暑日が、ようやく収まりました。10日目の最高気温は29.3度、真夏日も避けられました。

真夏日にならなかったのは、朝9時前後に降った雨のおかげです。この雨によって、気温が3度近く下がりました。降水量はたった3ミリほどでしたが、気温を下げることには大いに貢献しました。昨日も私の家の近くは10時ごろに雨が降りましたが、傘を使うまでもないほどでしたから、かえって蒸し暑くなっただけでした。降水量がちょっと多いだけで、結果が大きく違うものです。

計算してみると、3ミリの雨水がすべて蒸発するとなると、その気化熱によってアスファルトも空気も3度どころではなく温度が下がります。誤差が生じたのは、水と空気とアスファルトの間だけで熱のやり取りが起こるという私の計算モデルが荒っぽすぎたからでしょう。ですが、わずかばかりの雨によってぐっと涼しくなることが計算でもわかりました。

受験講座理科では、氷が水になる時の融解熱、水が蒸発する時の蒸発熱(気化熱)は、水の温度を1度上げるのに要する熱量よりも文字通りけた違いに大きいという話をしています。今学期の授業では、この雨が降ると気温が下がるという仕組みをもっと精密に計算して、学生たちに示してみたいです。7月期はEJUの直前ではありませんから、このぐらいのお遊びは許してもらえるでしょう。

猛暑日が終わったかと思ったら、台風がやって来そうな雰囲気です。あまり強い台風ではなく、関東地方へ来るまでの間に温帯低気圧になる見込みですが、油断はできません。普段の年なら梅雨末期の台風です。災害が発生しても何らおかしくはありません。

新学期が始まるまでに、一波乱あるのでしょうか。ちょっと心配です。

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猫の額の木陰

7月1日(金)

新しい月が始まり、2022年の後半戦が始まりましたが、いきなり今年1番の暑さ、37.0度です。桐生とか伊勢崎とか勝沼とか、40度を超えたところよりはましだと思わなければいけないのでしょうが、数字を見ただけで元気がなくなります。

校舎に入ってくる人は、学生も教師もみんな温度センサーに引っ掛かります。駅の方から来ると、玄関に入る直前、ほんの数十メートルだけ日なたを歩くのですが、それが命取りになります。髪や服やかばんなどがその間にたっぷり熱を蓄えてしまいます。私は、郵便局の前の公園を一周して、木陰で熱を冷ましてから校舎に入るようにしています。そうすると、アラームに驚かされることはありません。

こうしてみると、木陰の威力って大したものです。あんな猫の額の半分ほどの公園に植わっているわずかばかりの木でも、私の体や持ち物から熱を奪ってくれるのです。涼しいというレベルには至りませんが、日なたを通って来た人たちとは明らかに違う結果になっているのですから。

こういう働きをする木を、安易に切り倒してしまったり、落ち葉の処理に手がかかるからと枝を払ってしまったり、日本中で虐待しています。世界各地で発生している森林火災だって、自然発火が原因の場合でも人災的要素が見逃せないと言います。近い将来、体温測定のアラームが鳴るだけでは済まない事態がもたらされてしまうかもしれません。

天気予報によると、来週は多少気温が下がりそうです。でも、湿度が上がりそうなので、結局、蒸し暑くてかなわんということになりそうです。体力を温存しつつ、新学期の準備を進めていきましょう。

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暖房?

6月29日(水)

トイレに立ち、職員室出入り口のドアの所まで行くと、半袖の腕と首筋に風が柔らかく当たりました。冷房特有の、肌を刺すようなひんやりとする風ではありません。暖房のように体をふわっと包み込むような生暖かい風でした。“えっ、この部屋、暖房入ってんの?”と、思わず天井を見上げてしまいました。見上げたところで、暖房か冷房かなんてわからないのにね。

換気用に開けてある本棚の上の窓から入った空気が、ドアからロビーを吹き抜けて玄関から出ていく、その風に襲われたのです。夕涼みの風なら“気持ちいい”となるところですが、明らかに不快感を伴う温風とも熱風ともつかない中途半端な風でした。涼風なら風の通り道で仕事をしたいところですが、こんな風だったら仕事の能率がかえって下がってしまいます。

私がトイレに立ったころ、東京は最高気温を記録したようです。またもや猛暑日で、この分だと明日もそうでしょうから、6月末は6連続猛暑日で締めくくられそうです。梅雨明けが異常に早かったのも、その後半端じゃない猛暑が続いてるのも、ラニーニャ現象が原因です。ラニーニャ現象は、エルニーニョ現象の裏返しで暑い夏になります。でも、その影響がこれほど顕著に現れるとなると、地球の破滅に1歩近づいたのではないかと、心配にもなります。

このところ、最高気温の予報に40度というのがよく現れます。明日の熊谷もそうです。私は中国の砂漠で40度を超える気温を味わったことがあります。砂漠だけに乾燥していたせいか、それに短時間だったので、どうしようもないという暑さではありませんでした。でも、日本の40度はどうでしょう。その気温に長時間さらされるとなると、体が受けるダメージは相当なものに違いありません。

これから2か月半ぐらい、こういう暑さに加えて電力綱渡り状態も続くのかと思うと、げんなりしてきます。でも、受験生にとっては実力を伸ばす夏です。そのお手つだをしなければ…。

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いつの間にか、夏?

6月24日(金)

朝はいかにも梅雨空という感じで暑い雲が垂れこめていたのに、お昼ごろにはすっかり青空になっていました。それに伴って気温も上がり、最高気温は32.6度に。もちろん、今年最高。しかし、新潟県十日町市は37.1度までいっちゃいました。観測史上1位の記録を更新したそうです。十日町と言えば火焔土器です。まさに火焔の中にいるような1日だったのではないでしょうか。

だいぶ前に、この火焔土器を見に十日町まで行ったことがあります。市の博物館で見た時、わりと雑に展示してあったのですが、やっぱり格が違うと思いました。国宝だと思って見たからでしょうかね。今は博物館がリニューアルされて、立派な展示ケースに入っているようですから、火焔がオーラに見えるかもしれません。

土器を見に行ったと言えば、青森県の是川遺跡の合掌土器もそうです。他の展示物より小さいくらいだったのに、しげしげと眺めてしまう何かを感じました。その場から離れがたくなる、引き留められる光線みたいなものを発しているのでしょうか。

私は芸術家でも霊感の強い人間でもありませんが、時々火焔土器や合掌土器を前にしたときのような不思議な感覚に襲われます。それが楽しみで、博物館めぐりをしているっていうこともありますね。

さて、週末から来週にかけて暑い日が続くようですね。最低気温も上がってくるみたいです。24度なんていう予報が出ている日は、熱帯夜になるかもしれません。真夏日+熱帯夜の日々が、すぐそこまで来ています。

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