Category Archives: 気象

春ですね

3月31日(水)

「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」とはよく言ったもので、今年も3か月が過ぎてしまいました。世の中は、緊急事態宣言が出され、解除され、でもまた感染が広がりつつあるという、振出しに戻るみたいな感じでした。KCPはというと、泣く人も笑う人もいましたが、学生の進路がバタバタと決まり、卒業していきました。

進学実績を全体的に見ると、例年並みではないでしょうか。今シーズンは、昨シーズンまでとは大きく違う特殊な条件下での戦いでしたが、それがKCPの学生たちにとって有利に働いたとも不利益を被ったとも言えない状況です。もちろん、個々の学生レベルで見れば、望外の喜びを得たりまさかの結果に愕然としたり、文字通り人それぞれでした。見方を変えると、この状況を追い風にすることができなかったとも言えます。向かい風に吹き飛ばされてしまった学生も少なくなかったです。

じゃあ、どういう学生にとって追い風だったかというと、早くから動き始めた学生や、失敗に懲りて素早く軌道修正した学生や、志望校や学問に対する思いの強い学生や、焦らず腐らず努力を続けた学生です。結局、今までも成功したタイプの学生が勝者となったという、当たり前すぎる結論になりました。

この3か月の気象データも見てみました。今冬の一番寒かった時期は、1月の10日前後でした。最低気温が氷点下の冬日が続きました。しかし、今朝はコートなしでも全く寒さを感じませんでした。学校の中では、新入生を迎える準備が始まっています。3か月後は、汗をふいているんですよね…。

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朝から夜桜?

3月24日(水)

お昼は趣向を変えて、花見に出かけました。新宿御苑は昨日から再開園しましたが、予約制ですから思いついてすぐに入れるわけではありません。上野公園まで遠征する時間などありませんし、そこまで行ったらうちへ帰りたくなります。

私が行ったのは、丸ノ内線の四ツ谷駅です。桜の季節は毎朝お花見をさせてもらっていましたが、去年はホームに屋根を取り付ける工事のためよく見えず、今年は開花が早すぎて、日の出が追いつかず、外が十分に明るくなる前に四ツ谷駅を通過するため、目を楽しませることができません。そこで、今学期も期末テストまでこぎつけられたことだし、天気もいいことだし、見に行こうと思い立った次第です。

四ツ谷駅の新宿・荻窪方面行きホームは、屋根ができたため、桜は見にくくなってしまいました。しかし、私以外にも桜目あててホームに降り立ったと思われる人が何人かいました。けっこう咲いているようでしたが、よく見ると五分咲きくらいでしょうか。風が思ったより冷たかったですが、桜を愛でることはできました。

気象庁が、新しい平年値を発表しました。気温や降水量など気象観測値の平年値は、10年ごとに改訂されます。それによると、東京は年平均気温が0.4度上がり、年間降水量が76ミリ増え、桜の開花日は2日早まりました。

新平年値は、1991年から2020年までの観測値をもとに算出された数値です。現在の平年値は1981年から2010年までのデータでしたから、両者の違いは、1981年から1990年までのデータと2011年から2020年までのデータとの差だと言えます。30年間にこれだけ温暖化が進んだのです。

東京は、今年の桜の開花日は3月14日でした。また、新旧の平年値を比較すると、3月の平均気温は0.7度も上がっています。そのうち、私の出勤時のささやかなお花見は、夜桜見物になってしまうかもしれません。

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上がったり下がったり

2月22日(月)

土曜日ぐらいから暖かい日が続いていますね。最高気温が21~22度というと、桜の季節の先です。そんなわけで、お昼(と言っても3時半ごろですが)は、花園小学校の校庭の隅で過ごしました。

私の“お昼”は、食事もそうですが、読書の時間でもあります。ですから、陽気がよければ外でもいっこうにかまいません。いや、温かな風に吹かれてページを繰ると、建物や電車の中で読むよりも気分がいいです。

ここ2、3日ほど暖かいとはいえ、花園小学校の桜はまだつぼみすら定かではありません。これであと1か月もすれば本当に桜は咲くんだろうかという感じでした。でも、週末にうちの近くの隅田川の土手に植えられている桜並木の枝をしげしげと見た時には、つぼみがもう少し膨らんでいました。花園小学校の桜は日当たりがあまりよくないですから、花の生育が遅れているのかもしれません。

20度を超えると、アメリカやマレーシアの学生は半袖で登校してきます。確かに真冬の装備は要りませんが、夏装束はやり過ぎだろうとツッコミを入れるのが、この時期の恒例行事です。しかし、今年はオンライン授業ですから、そんな軽口もたたけません。zoomの画面では顔を確かめるのが精いっぱいで、服装の変化までは観察できません。まあ、暖房が効いていたら真冬でも半袖で過ごせちゃいますがね。

週の半ばからは、また、気温が下がるそうです。週末は季節が逆戻りするくらいの寒さになるという予報が出ています。三寒四温、春になりかけのこの時期は、気温もジェットコースターです。

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雪かも

1月9日(土)

北陸地方など、日本海側はとんでもない大雪に見舞われています。交通機関が止まるなど、日常生活にも大きな影響が出ています。しかし、この大雪も、地球温暖化のせいだという説があります。日本海の海水温が上がり、水蒸気の供給量が増え、その水蒸気を多く含んだ気団が日本の脊梁山脈にぶつかって、日本海側に大雪をもたらしたというものです。だとすると、いくぶん湿っぽい雪が降っているのでしょうか。とすると、水分が多いですから、家屋への被害が心配です。

そんなことを思っていたら、いつの間にか、12日火曜日の東京の予報に雪のマークがついているではありませんか。予想天気図を見てみると、12日の朝、低気圧が絶妙のコースを通るようです。東京は、八丈島付近を低気圧が通り、そのタイミングで寒気が吹き込んだ時、雪が降ります。開講初日から雪に降られたくはありませんが、果たしてどうなるでしょう。

お昼に外に出たら、晴れてはいましたが寒かったです。本気で歩かないと凍えそうなくらいでした。最高気温は8.4度、最低気温は―1.5度でした。今シーズンは、わりと頻繁に最低気温が氷点下になる冬日があります。寒気の勢いが強いのかもしれません。そうすると、12日はやっぱり雪なのでしょうか。

お昼から帰ってくると、昨日志望理由の添削をしたCさんからメールが来ていて、11日(月)に面接練習してくれと言います。すでに、1人、月曜日は成人の日でお休みだと、面接練習を断っています。学生たちは、日本のカレンダーを見ないのでしょうか。Cさんにもできないと返信したら、どうしても練習したいと、夕方学校へ来ました。本番が12日ですから、不安でたまらないのでしょう。面接練習というよりは、Cさんのカウンセリングのようでした。

いよいよ新学期ですが、私はしばらく養成講座にかかりきりです。

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変温動物?

10月9日(金)

朝、窓が水滴で覆われていました。スーツで外に出るとひんやりしました。駅には首までしっかり包み込んだ人が何人かいました。K先生やO先生はコートを着てきました。今のところ、東京の最高気温は15.4度、11月中旬並みと、1か月ほど季節を先取りした気温となりました。

最近、出勤してすぐ、おでこで体温を測ると、35度台です。先月までは36.3度ぐらいが平均でしたが、今月に入ってからは35.8度当たりの日が多いです。今朝は、35.6度でした。それだけ顕著に気温が下がり、私の額から熱を奪っているのでしょう。その証拠に、しばらく仕事をしてから再度測定すると、36,2度でした。

0.5度も簡単に動いてしまうとなると、体温〇〇度以上は入構禁止というルールの有効性が揺らいできます。KCPでは37.5度をボーダーラインにしていますが、真冬の季節風に向かって歩いて来たら、37.5度も36.5度になってしまうかもしれません。新宿御苑前駅からここまでは北に向かって進みますから、あながち荒唐無稽な想像だとも言い切れません。

昼に外に出ると、傘を持つ手がどんどん冷たくなっていきました。お店に入ってから、出されたお茶で手を温めました。よく見ると、湯飲み茶碗を両手で包んでいる人が何人かいました。気象庁のデータが示すように、11月半ばぐらいのお店の様子でした。

新学期が始まりました。教科書販売の状況を見る限り、寒い中でもみんなまじめに登校したようです。午後の受験クラスで、非常に厳しい状況だから相当気を引き締めなければならないと発破をかけました。

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暑さが収まり

9月14日(月)

土曜日の夜と日曜日の夜は、窓を閉めて寝ました。涼しくなりそうな予感がしましたが、やはり、昨日の朝の最低気温は20.0度、今朝は20.9度まで下がりました。今朝は、カーディガンを羽織ろうかなと思ったほどでした。これでようやく平年並みです。

9月10日以来、猛暑日を記録した地点がぴたりとゼロになっています。真夏日の地点はまだありますが、205、298、212、75、58と順調に減ってきています。週間予報を見ると、今週半ばはまた暑さがぶり返すようですが、猛暑日にはならないとされています。しかし、油断はできないようで、下旬になってから暑い日が襲ってくるとも言っています。一度涼しくなってからの暑さはこたえると言いますから、学生たちにも言い聞かせなければなりません。

このように私が毎日お世話になっている気象庁のホームページに、明日の午後2時から広告が載るようになります。気象庁からのお知らせによると、トップページの一番目立つ場所に検索連動型の広告が現れるとのことです。この検索連動型、自分の過去をさらされるようで、私は大嫌いです。例えば、今年の幻の夏休みに利用しようと思って半年も前に検索した施設の広告が、いまだに出てくるのです。しつこいと言ったらありません。来年、通常通りに夏休みが取れたとしても、そこへは絶対に行きません。

まあ、無視すればいいだけですから、そういう広告には目もくれずに目的とするデータにまっすぐアクセスすればいいだけですから、大勢に影響はないのかもしれません。でも、官公庁のページに広告が載るのは素直に認められませんね。菅新総裁、その辺しっかり頼みますよ。

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にわか雨に降られて

9月11日(金)

密にならないうちに早めにお昼を食べに行こうと、職員室の窓から空を見上げると、いやな色の雲が広がっていました。念のために折り畳みを持って出かけました。

天ぷらをいただいて、食休みに昨日から電車の中でも読んでいる新選組の短編集を少し読んで店から出ると、ちょうど雨が降り出したところでした。アスファルトに当たった雨粒が跳ね上がるほど強い降りで、傘を持っていない人たちが雨宿り先を探して走り回っていました。折り畳みが無駄にならなかったのはいいのですが、もう少し小説を楽しんでいればよかったなあと思ったほどのにわか雨でした。学校まで5分かかるかかからないかでしたが、ズボンの裾はびっしょり濡れました。

雨は学校に着いて程なくやみました。30分も降っていませんでしたがけっこうな雨量だろうと思って気象庁のページを見ると、東京(千代田区)、練馬、府中、世田谷の新宿を取り囲む4地点のアメダスには降水が記録されていませんでした。雨雲の動きを見てみると、確かに新宿付近を強い雨雲が南から北へ通過していました。そこで、神奈川県の日吉、相模原中央、埼玉県のさいたま、越谷のアメダスの観測値も見ましたが、やはり降水量は0.0ミリでした。つまり、雨雲はアメダスの計測点を巧妙に避けて移動したため、私が遭遇したにわか雨は、気象庁のデータ上は、存在しなかったことになっているのです。

へーと思っていたら、TさんがK大学を受けるという噂が流れてきました。そんなそぶりは全然していなかったのに。毎年、こういう教師にとって寝耳に水の受験があります。受験日直前に面接練習をしてくれと言われて初めて気付き、すでにしょうもない志望理由書を出願書類として提出した後で、絶望的な気持ちで特訓するというパターンです。今回はどうにか事前にキャッチできましたが、中にはお昼の雨雲みたいに情報網をすり抜けて、落ちた時点で発覚というのもよくある話です。今年の入試は何があるかわかりませんから、こういう例はなくしたいです。

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木陰の秋

9月8日(火)

台風10号は秋を呼び込む台風ではなかったようで、日本海側はフェーン現象のため猛暑日だらけです。東京も最高気温34.2度で、猛暑日をかろうじて免れた程度でした。昨日の夜、帰宅するときは、肌にまとわりつくような蒸し暑い空気の層が感じられませんでした。このまま涼しくなるのかなと思いきや夜中に気温が上がったらしく、今朝出勤するときは、空の暗さ以外真夏のままでした。

お昼に外に出た時も、蒸し暑さは変わりませんでした。しかし、木陰に入ると快適だったのです。花園小学校の校庭の端っこにある桜の木の下で、しばらく本を読んでいました。御苑の木陰の芝生に寝転がったら、受験講座の直前まで昼寝しちゃったんじゃないでしょうか。

午後は、K先生が受験相談の学生を連れてくることになっていたのですが、相談しなくてもよくなったみたいで、時間がぽっかり空きました。ですから、先週A先生からもらったT大学の過去問を解いてみました。あさっての受験クラスの練習問題に使えないかと思ったのですが、うーん、無理そうかな。

第1問が古典がらみの問題で、今までの授業で全然触れていない内容が出題されていました。紀貫之の書いた日記なんて、このクラスの学生は誰も答えられませんよ。第2問はわりと素直な文章で、これならいけるかもしれません。でも、筆答問題がなくて、ちょっと歯ごたえが足りないような…。他に適当な教材がなかったら、これを使うことにしましょう。

受験講座が終わり、日がだいぶ傾いても、まだ暑いですね。でも、気象庁の予報によると、今週末か来週には平年並みの気温になるそうです。とすると、台風10号は大きな気象の流れの中で秋のきっかけを作ったと言えるのかもしれません。

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台風10号は去ったけど

9月7日(月)

台風10号は、大騒ぎをした割には大きな被害をもたらさずに九州の西の海上を通り過ぎていきました。いや、大騒ぎして避難したり建物の補強をしたり交通機関を止めたりダムの放流をしたりしたため、被害が抑えられたと考えるべきでしょう。それでも土砂崩れなどによって人的被害が発生しました。7月の豪雨は、大騒ぎする以前に洪水になってしまったため、多数の死傷者が出たのです。

事前に「危ない、危ない」と言って何らかの手を打ち続ければ深手を負わずに済むというのは、受験の世界でも同じです。毎年卒業式間際までどころか卒業式を過ぎてからも試験を受けまくる学生は、スタートが遅い学生か自分の実力を直視しない学生です。

Kさんは9月になったのに自分のしたいことがよくわからないと言います。漠然と理科系、その中で電気か機械かなあという程度です。非常に危ない状況です。いくつかの大学を見繕ってKさんに示すことにしました。半分強制的に考えさせないと、最後まで残ってしまうでしょう。

Sさんはすでに志望校を数校選んでいます。その選び方も、難易度を散らしていますから理にかなっています。ただ、大学によって微妙に志望理由を変えなければならないところに苦労しています。やりたいことは決まっていますが、それと完全に一致する大学学部学科はほとんどなく、やりたいことのある部分に焦点を合わせて志望理由を書くということをしていくわけです。でも、道筋は見えていますから、油断さえしなければ、年末ぐらいまでにはきっと収穫があるの8ではないかと見ています。

明日はCさんの進学相談を受けることになりました。CさんはSさんに近い部類ですから、出願校の組み合わせについての話になりそうです。これから、私のところには続々と台風が襲ってきそうです。データを整えて準備しておかなければ…。

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7区

8月31日(月)

8月が終わってしまいました。今年の8月は、夏休みもなく、ひたすら家と学校の往復に励んだ1か月でした。足を踏み入れたのは、足立、荒川、台東、千代田、中央、港、新宿の7区と、23区の1/3にも及びません。そのうち港区は赤坂見附駅で乗り換えたというにすぎません。中央区・千代田区も、先々週の土曜日に運動不足解消のために朝早く隅田川の河川敷を勝鬨橋まで、そこから晴海通りを有楽町まで歩いたというのを除けば、毎日地下鉄のトンネルで通り抜けただけです。今月の交通費は見事に0円です。

夏休みは、博多に宿を取って、福岡県を中心にあちこち回ろうと考えていました。世界遺産に指定された三池炭鉱、同じく世界遺産の宗像大社(もちろん、沖ノ島へは行けませんが)、いつも通り過ぎるだけの久留米、いつも乗換えと泊まるだけの福岡市内といったあたりを中心に、1日ぐらいは佐賀まで遠征してもいいかなと考えていました。長崎街道を歩いて冷水峠を越えるなんていうアイデアもありました。それがすべて消えてなくなり、気が付いたら60歳になり、安倍さんが辞めていたというのが、今年の8月です。

そして、暑い1か月でした。気象庁が公表している真夏日・猛暑日のデータによると、今年はもしかすると今までで一番暑い8月になるかもしれません。8月の晦日なのに真夏日489地点(観測地点の過半)、猛暑日111地点もあります。それ以上に、7月と8月の暑さの差が激しかった年として記録されるかもしれません。

そう考えると、家と学校の間を地下鉄に乗って行ったり来たりしているうちに半端じゃない日中の暑さをやり過ごしたというのは、健康的だったとも言えます。長崎街道の道端に熱中症で倒れ込んでいたというのでは、シャレになりませんからね。

9月になっても、気温がかなり高い状況が続くようです。せめて、ことわざ通り、彼岸までには夏将軍に撤収してもらいたいものです。

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