最後の御奉公を

9月4日(土)

お昼に入ったお店のテレビで、パラリンピックが放送されていました。私はオリもパラも興味を失っていましたから、7月のオリ開会式はじめ、今まで全然見ていません。だから、料理が来るまで、中継には目もくれずに本を読んでいました(小野不由美は読み始めると止められません)。

そのオリパラを強引に開催した菅さん、辞めちゃうんですね。Go to トラブルと言いたくなるような政策を出し続けたあげく、1年でクビという図式です。この稿でも何回か登場していただきましたが、優しい言葉をおかけした記憶はありません。

登場の時点からして怪しかったですからね。なんだか知らないけど、一番なってほしくない人が首相になっちゃったというのが、1年前の印象でした。6割とか7割とかという支持率を不思議な思いで見ていました。でもというか、やはりというか、竜頭蛇尾でした。日本語学校に関わりのあるところで言えば、去年の秋に一瞬だけ鎖国が解かれて新入生が入国してきましたが、その後は今に至るまでさっぱりです。現在、11月のEJUや12月のJLPTを日本で受けるつもりの学生が大勢海外で待っています。菅さん、最後のひと花で何とかしてくれませんか。

菅さんが首相に就任した日、全国の新規感染者数は541人、累積感染者数は約7万7千人でした。それが、今や、新規は日々2万人近く、累積は150万人以上となっています。感染の抑制は完全に失敗ですね。ワクチン接種はだいぶ進みましたが、予定通りとは言い難いのではないでしょうか。「経済優先のつけが…」などとも言われていますが、優先したわりには景況は思わしくありません。一見プラス成長ですが、去年の指標が悪すぎただけで、「ましだ」というに過ぎません。

菅さんは今年の誕生日で73歳です。あと数年したら、首相経験者ですから、旭日大綬章をもらっちゃうんですよね、きっと。

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