雨の季節の校庭

6月7日(水)

昨日の九州地方に続いて、中国四国近畿東海関東甲信地方が梅雨入りしました。ほぼ平年並みで、梅雨明けも平年並みとすると、これから1か月半ほど雨のシーズンとなります。

そんな中、校舎の隣の敷地が校庭として使えるようになりました。校庭と言っても運動ができるわけではなく、当面は2階のラウンジが拡張されたとして、ラウンジ同様に談笑したり食事したりする場として、学生に使ってもらおうと思っています。

午前のクラスからアナウンスを始めましたが、最高気温が22.6度、しかも梅雨らしい曇り空という、あまりよいお日柄とは言えない1日でしたから、新しもの好きの学生であふれ返るという状況にはなりませんでした。それでも何人かの学生が、テーブルにノートを広げたり、いすにゆったり腰掛けてスマホをいじったり、友達同士でお弁当をつつきあったりしていました。

校庭はラウンジの延長とは言うものの、1つだけ心配があります。それは、自動販売機がないことです。ラウンジの自動販売機でお菓子やパンや飲み物などを買ってその場で友達と一緒に食べるのが楽しいと言っている学生を何人か知っています。そういう学生にとっては、自動販売機のない校庭は魅力半減でしょう。

校庭に自動販売機を置くかどうかはまだわかりませんが、置いたとすると、また1つ問題が発生します。自動販売機の前に並んで自分の順番が来るのを待ちながら友だちとおしゃべりするのが楽しいという学生もいるからです。ラウンジと校庭とで混雑が分散されてしまったら、こういう学生から待つ楽しみを奪ってしまうことにもなりかねません。

そんなことをあれこれ考えても始まりません。何はともあれ、学生に使ってもらいましょう。降られてしまったら校庭開放はできませんが、これからしばらく学生の志向を見て、よりよい利用法を考えていきましょう。

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