力作

12月17日(火)

今週は木曜日と金曜日が出張のため、金曜日の期末テストの問題を明日中に印刷しておかなければなりません。そのため、先週の土曜日と昨日、必死になって問題を作りました。その問題を、授業後、自分自身で解いてみました。解きにくい問題がちょろちょろありましたねえ。作った本人がよくわからないのですから、いくら超級とはいえ、学生がわかるはずがありません。そういう問題は作り直しです。

今学期の私のクラスは、中間テストが難しすぎて点が取れていませんから、期末テストはある程度点を取らせてあげないといけません。まさか全員不合格というわけにもいきませんし、12月卒業生には花を持たせてあげたいです。休んでばっかりのJさんはともかく、クラスへの貢献度の高いMさんには、修了証書ではなく卒業証書を渡したいです。

そんな余計なことを考えていると、テスト本来の役目である学生の理解度を測るとか教えたことの定着度合いを知るとかいうことがかすんでしまいます。もちろん、超級としての最低限度のレベルも示してやらねばなりません。まあ、こちらの方は、授業中の態度を見ていればそこに達しているかどうかは見当がつきますがね。

Sさんは残念ながら達していない学生の代表格です。「先生、トイレ」と言って教室を出ていくことしばしばです。要するに、緊張が90分間続かないのです。指名しても答えられないし、指示を出してもその通りに動けないし、私がテスト問題に多少手心を加えたところで、点が取れないことは見えています。授業中もスマホがお友達のKさんも同類かな。Kさんはこちらの質問にどうにか答えられますから、少しは望みがありそうです。

明日の朝、修正版をもう一度見て、模範解答を作り、印刷してしまいます。再度修正ということはないと思うんですが…。

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