風邪、腹痛

11月18日(水)

中間テスト・期末テストというと、不思議と風邪を引いたりおなかが痛くなったりする学生がいます。Oさん、Pさんなどは、今日も早々に学校に連絡を入れてきてお休み。先生たちは誰も彼らのことばを信じていませんが、試験当日の忙しい時に、アホなやつのたわごとには付き合っていられませんから、そのまま聞き流します。

今日、中間テストを受けなくても、追試は明日ですから、メリットってほとんどありません。テストから逃げ回っているようなやつが、今晩一夜漬けをしたところで成績が見違えるようによくなるわけがありません。しょせん、みんながテストを受けている時、スマホでもいじって暇をつぶしているのが関の山なんですから。

それにしても、受けないでは済ませられないことがわかってて、どうして1日ポッキリ受ける日を遅らせようとするのでしょう。嫌なことはとっとと済ませたほうが、精神衛生上もいいと思うんですけど。Oさんなんかは、平常テストも決められた試験日に受けることがまれで、中間テストや期末テストの直前にまとめて受ける羽目に陥ります。そうやって受けたテストは、試験日当日に受けた場合と比べて低い評価にしかならず、成績的にも大損なんです。そういう痛い目に何度もあっているのに、なおかつ逃げようとする思考回路がどうしても理解できません。

先憂後楽ということばがあります。本来は為政者の心得ですが、先に心配事や苦労を片付けると後から楽ができるというレベルにまでかみくだくと、私たちの生活にも当てはまることばになります。今日、気安くサボった学生たちの耳には、このことばがどのように響くでしょうか。

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