とんだ災難

4月13日(水)

私は、毎年この学期は初級を担当することが多いのですが、今年は初級のほかに、週1日ですが、最上級クラスも担当しています。水曜日が、その「週1日」です。

最上級クラスといっても、先学期までとはメンバーががらりと変わってしまい、知っている顔はごくわずかです。しかも、今学期は上のレベルに入る新入生も多く、このクラスにも何名かの新入生が在籍しています。そういうわけで、初回の授業は学生の力を瀬踏みしながらどこまで掘り下げるかを決めていきました。

新入生に対しては、KCPの最上級クラスってこんな程度だったのかってなめられてはいけませんから、君たちは確かによくできるかもしれないけれども、まだまだ勉強すべきことはたくさんあるんだよという、KCPの底力を見せなければなりません。普通の日本人ならみんな知っているけど日本語を勉強している人たちは知らない表現を取り上げるとか、短い文を書かせてその文の直すべきところをスパッと指摘するとか、そんなことをして学生が増上慢にならないようにします。

今日は、教材に「災難」という言葉が出てきましたから、「とんだ災難でしたね」という表現を知っているかと聞いてみました。東日本大震災みたいなひどい目にあったときに使うなんていう答えが出てきました。雨の日に道を歩いていたら車に泥を跳ね上げられて服を汚された人に対して言うんだよっていう例を出したら、みんな思いっきりうなずいていました。

瞬間芸みたいなこけおどしだけじゃいけません。進学してから利いてくる日本語「力」を付ける授業をしていかなければなりません。来週は何をネタにしましょうか…。

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