野生児

1月26日(火)

朝はXさん、昼はKさん、夜はZさんの面接練習。その間はクラスの授業や受験講座で、休む暇もありませんでした。学生たちが追い込みなのですから、こちらももうひと頑張りしなければと思っています。

Kさんは今までどこも受験しておらず、面接練習も初めてです。ポケットに手を突っ込んだまま椅子に腰掛けようとしたり、「慣れない環境だったから欠席が多かったです」なんて言っちゃったり、今頃こんな学生がいるんだと感心させられるほどのパフォーマンスでした。でも、そこの大学に入りたい気持ちは理解できました。

Kさんみたいな学生がぶっつけ本番で面接を受けたら面接官からどんな評価を受けるのでしょう。受験生を落とそうと思って面接をする大学だったら、態度が悪いとはねられてしまうでしょう。入れようという意識で面接する大学なら、入りたいという意欲を買ってくれるでしょう。

私が面接官だったら、受験生のいいところを見つけようとする、拾い上げる面接をしたいですが、面接練習の時は落とす面接のつもりで、学生の答えや態度のあら探しをします。Xさん、Zさんの面接練習でも、陰険に回答の隙を突いて学生を困らせました。こういうことをしていると、性格がねじ曲がってしまいそうです。もう十分にねじくれていますから、さらにねじ曲がると元に戻るかもしれません。

DさんからK大学に受かったというメールが入りました。喜んで「おめでとう!!!」と返信したら、Dさんは欠席だったとか。発表が気になって学校の授業どころではないという気持ちはわかりますが、本当に休んでしまうのはいただけません。出席率もそうですが、周りの友人と喜びを分かち合ってもらいたいです。

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