7月23日(水)
学校の中は明日のコトバデーの準備で右往左往していますが、私には午前中に発表になった6月のEJUの結果を取りまとめるという仕事が入ってきました。現時点では学校経由の団体申し込みのデータしかありませんが、コトバデーが終わった翌日の金曜日からは、個人で申し込んだ学生のデータも本格的に集めます。
さて、その団体申し込みの学生の成績ですが、日本語の第1位がCさんでした。Cさんはこの3月に卒業した学生で、現在I大学に通っています。残念ながら東京から離れざるを得ませんでしたが、東京の生活が忘れられず、捲土重来を期して26年度入試に挑みます。
私はCさんに、4年間雑音の入らない環境でみっちり勉強して、大学院で東京の大学を狙えと言って送り出しました。しかし、I大学を包み込む清澄なる空気に耐えられず、濁り切った東京の水を求めて、動き始めているのです。私は、I大学に入れたのなら、EJUで高得点を取るための受験勉強なんか、時間の無駄だと思うんですが…。
最上級クラスの面々は、その次ぐらいに位置しています。でも、言わせてもらうと、ちょっと物足りないです。学生たちの志望校を考えると、Cさん並みかそれ以上の成績が必要です。H先生の所には、さっそく難しい相談が舞い込んできました。明日の準備をしながら、学生の話に耳を傾けていらっしゃいました。
現在中級かそれ以下の学生の進路相談にも乗らなければなりません。こちらは持ち点がそれほどでもありませんから、より一層厳しい話になるでしょう。
何だか、明日のコトバデーが、束の間の息抜きに思えてきました。・
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