勉強したいこと

11月8日(土)

来週、指定校推薦の面接を控えている学生2名の面接練習をしました。2人とも入試の面接は初めてだと言いますから、面接室の入り方から教えました。この辺は常識的に振る舞えば、失礼に当たることはないでしょう。とはいえ、不安の芽は1つでも摘んでおくに限りますから、きっちり指導しておきます。

Pさんは先学期私のクラスにいた学生です。いくら注意してもタメ口で話す癖が直らない学生でしたが、今学期の担任H先生の厳しいご指導のおかげで、みごとに“です・ます”で話せるようになっていました。意地悪をして、絶対に答えを用意していないだろうと思われる質問をしてみても、崩れることはありませんでした。これは、本物になったのかもしれません。

Qさんは課題の小論文の出来があまりパッとしませんでしたが、面接の受け答えはしっかりしていました。本番でもこれくらいやってくれれば、小論文でマイナスがあったとしても、面接で挽回できるでしょう。

指定校推薦の面接は、落とすための面接ではありません。大学側としては、受け入れた後どのように指導していけばいいか、そのヒント、方向性をつかむという面もかなりあります。ですから、大学で勉強したいことや留学の目的・目標、卒業後の計画などを明確に述べる必要があります。これができないと、大学側は目の前の受験生に何をどう指導していけばいいかわからず、そんな学生には来てもらっても困るという結論にもなりかねません。そんな状況に陥らないように、何を勉強したいかはっきり伝えろと指導しておきました。

来週の後半ぐらいに、直前練習をしておけば安心でしょう。

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