食事会

11月4日(金)

文部科学省の学習奨励費を始め、各種奨学金をもらっている学生たちとの昼食会がありました。奨学金受給者が一堂に会するのは初めてで、個々の学生の顔は知っていますが、全員をいっぺんに眺め回すと、改めて錚々たるメンバーだなあと思いました。

奨学金受給者を決めるときは、出席率や成績はもちろんのこと、他の学生にどれぐらいよい影響を与えるかを重視します。出席・成績がよくても自己完結してしまう学生は、奨学金受給者にはなれません。たとえそういう学生より成績は劣っても、クラスのリーダーになったりクラスメートに刺激を与えたりすることができる学生を選びます。そういう学生たちが集まったのですから、そりゃあ壮観ですよ。

集まった学生の中には、MさんやZさんのようにすでに進学先が決まった学生もいれば、VさんやJさんやYさんのようにこれから入試を迎える学生もいます。受かった学生もいい加減な態度になることもなく、まだの学生も自分さえよければという気持ちに陥ることなく、それぞれのクラスで真剣に勉強に取り組んでいます。食事をしながらの話を聞いていると、さすが受給者という感じがしました。

Lさんは関西の大学に進学したいと言います。Kさんはエンジニアとして日本で就職したいそうです。そういう夢を聞いていると、私自身もこういう学生たちのために一肌も二肌も脱がなければという気持ちが湧き上がってきました。彼らのような常に斜め上を見て、向上心を忘れない若者が、これからの世界を作っていくのです。そんな学生を輩出する学校に、この学校をしていきたいと思いました。

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