山を越えたら山が消えた

2月25日(土)

卒業認定試験もバス旅行も終わり、卒業生が大半を占める超級クラスを担当する私にとっては、大きな山を越えた感じがします。もちろん、卒業式の日までは油断できませんが、ゴールが見えてきました。

朝一番から、今まで積み上がる一方だった机の上の書類の山を、次から次と処理して大きく減らしました。授業でやったプレゼンのコメント票も、当人が卒業する前までに渡さなければ、何の意味もありません。発表内容を思い出しながら書くのは大変かなと思いましたが、どの発表も特徴があって、メモを見たらプレゼンしている各学生の姿がありありと脳裏に浮かんできました。それだけ印象が強いということは、優れた発表だったのでしょう。

11月のEJUの問題集が発売されましたから、一刻も早く理科と数学の模範解答を作りたいのですが、さすがに、まだ、そこまでの余裕はありません。これは、卒業式以降になりそうです。でも、新学期が近づいてきたら、またそんな暇はなくなりますから、のんびりしているわけにはいきません。6月のEJUの前には、この問題を学生にやらせなければなりませんからね。

2月25日といえば、日本の高校生にとっては国公立大学前期日程の試験日ですが、留学生にとっても少なからぬ国公立大学の試験日です。日本人には後期日程が残されていますが、留学生はもう後がありません。Wさん、Cさん、Lさん、Xさん、Hさん、…、みなさん、どうでしたでしょうか。実力を遺憾なく発揮できたでしょうか。結果がわかるのは卒業式以降ですから、教師にとっては「果報は寝て待て」みたいなところがあります。

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