神様が冷や汗

7月20日(金)

午前中の養成講座の授業には、昨日私の授業を見学したIさんがいました。他の受講生もいる前で感想を述べてくれたのですが、神様でも見てきたかのような口っぷりでした。もちろん私は神様でも何でもなく、どう考えても4か所は失敗しているのですが、それには気づかなかったようです。また、こういうところにも気を使って教えるんだよという見本をわざと織り込んだのですが、そこも気がついたかどうか…。

初めての授業見学ですから、見るポイントがわからなかったのだと思います。もちろん、事前に何か見学の際のアドバイスは受けていたと思いますが、想像を絶する授業内容だったのでしょう。旅行に行くとき、インターネットやガイドブックなどで下調べをするものの、実際に現地に足を踏み入れると、そういった予習など木っ端微塵に吹っ飛んでしまうほどの迫力に圧倒されてしまうことがあります。そんなのと同じだったのかもしれません。

理論だけではなく、授業の進め方そのものを勉強してからだと、また目の付け所が違ってきて、初めてのときには見逃してしまった点が見えてくるでしょう。その時に昨日の授業見学を思い出してもらえると、なるほどこういう意味でああいうことをしていたのかとか、失敗したというのはあそこのことかもしれないとか、感じられるかもしれません。

そして、午後は一番下のレベルの授業。予定外のことがあれこれ持ち上がり、ほとんど何も準備せずに教室に入りました。この授業を見学されていたら…と冷や汗をかきながらの授業でした。

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