仕事の進め方

12月8日(水)

月曜日のこの稿に、文法テストの出来がありよくなかったと書きました。その原因の一端がわかりました。テスト用紙に記された配点で採点すると、94点満点だったのです。2点×6問の問題が、実は3点×6問でした。その問題はさほど難しくなかったので、多くの学生が全問正解でした。その答案がみんな6点低く点が出されていたのですから、クラス全体の成績が悪く感じられたのも、無理からぬところです。

ところが、この配点表記ミスで被害甚大だったのは、私のクラスだけでした。他のクラスの学生はみんなこの問題ができなかったのかというと、そんなことはありません。先生方の採点方法が違ったのです。

私は、加点方式で採点します。問題Ⅰが15点、問題Ⅱが18点、…というふうに点を出し、最後にそれらを合計して、86点などと集計します。ですから、本来18点満点の問題を12点に計算してしまうと、そのマイナス6点がもろに合計点に響くのです。

ところが、私以外の先生方は、ほぼ全員、減点方式で採点されます。問題Ⅰがー3点、問題Ⅱがー7点、…というように間違えたところの点数を集計して、全部でー14点だから、86点とします。ですから、2点×6問でも3点×6問でも、全問正解ならー0点なので、影響はありません。この問題を間違えたわずかな学生だけ、-4点がー6点になるなど、減点幅が大きくなったに過ぎません。

加点方式は足し算だけで計算できます。これに対し、減点方式は、引くべき点数を足し合わせて合計を出し、それを100からマイナスします。足し算と引き算を駆使しなければなりません。何でそんな面倒なことをするのだろうと思っていたら、マイナス点の合計もそれを100から引くのも、全部電卓でするんですね。だから面倒も何もないのです。暗算で点数を出そうとする私とは、根本から違うのでした。

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