2月2日(月)
月初めの日のクラス担任には、重苦しい作業が待っています。事務局から前月の出席状況不良者のリストが回ってきて、それに載っている自分のクラスの学生の“欠席理由書”を作成しなければなりません。そして、翌日以降、それを本人に書かせるという仕事が課せられます。
まず、学生に書かせる欠席理由書を、所定の書式に則って作ります。これは入管に提出する書類となりますから、いい加減に作るわけにはいきません。その学生が遅刻や欠席をした日を調べ、欠席理由書に記入するという、単調かつ後ろ向きの仕事をしなければなりません。出席状況不良者ですから、欠席の日が1日や2日ではありません。それを出席データから拾い出して欠席理由書に写します。その日の授業の後半から来たとか、遅刻して1限目の授業だけ欠席扱いとか、面倒くさいことこの上ありません。これが何人もとなると、作業が終わることには目を開けているのもつらくなるくらいドライアイがひどくなります。
新しい月になり、“さあ、あるぞ!”という意欲が一気にそがれます。Sさんのように「国立大学受験準備のため」とか、Lさんのように「美術大学受験用の作品制作のため」とかいうのであれば、認めてあげたくもなります。しかし、JさんやRさんのように、寝坊とか腹痛とかというのを並べられると、“朝、決められた時間に起きるのぐらい、留学生活の基本だろう!”“お腹なんか痛くなるな!”と怒鳴りつけたくなります。
だから、重苦しく後ろ向きなのです。学生のみなさん、私に、“明日の授業の準備”という、前向きの仕事をさせてください。
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