どこでお花見?

3月24日(火)

東京の桜はすでに満開ですが、今年は私の定点観察ポイント、毎朝のお楽しみ花見スポットが、具合が悪いことになっています。丸ノ内線四ツ谷駅の荻窪方面行きホームの屋根を延長する工事をしているため、満開の桜の前に鉄パイプの足場が組まれているのです。ですから、電車の窓越しのお花見が台無しになっています。花が見えないことはありませんが、去年までのように目を奪われるような美しさは感じられません。朝のささやかな目の保養ができない状態です。

午前中、証書をもらいに来る卒業生が少なそうなでしたから、パンでも買って、花園小学校の校庭の桜を愛でながら、少し早めのお昼にしようと思って外に出ました。ところが、青空なのに風は冷たく、あっさり計画を中止して、うどん屋に入ってしまいました。きのうの朝は日曜日の暖かさが残っていましたから、今シーズン初めて、コートを着ないで家を出ました。しかし、今朝はコート+マフラー+手袋と、真冬モードに逆戻りです。日中になっても気温はあまり上がっていないようでした。

気象庁のページで調べてみると、私が出歩いていた頃の気温は10度をどうにか超えていましたが、北西の風が6~7mぐらい吹いていたようです。体感気温は真冬の寒さだったと言っていいでしょう。うどんで温まったのは正解でした。桜は盛りですが、春はまだ浅いといったところでしょうか。

四ツ谷駅の工事が今すぐ終わるとは思えませんから、今年は横着しないでどこかへ足を運ぶことにしましょう。ただ、心配なのは、屋根のほかに壁もできて、来年から桜が見られなくなることです。東京メトロさん、私のささやかな楽しみを奪うような無粋なまねはしないでくださいね。

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