混雑に思う

10月28日(土)

昼食のついでに用事を済まそうと、ちょっと丸ノ内線に乗りました。私の出勤時の早朝より混んでいることは当然として、帰宅時よりも乗客が多く、乗り込むのに一苦労しました。混んでいますからすべての駅で乗り降りに時間がかかるのでしょう、若干遅れ気味でした。反対方向の電車も同様でした。ベビーカーの方が、肩身が狭そうにしていたのが印象的でした。

現在、平日の日中と土曜休日の丸ノ内線は5分おきの運転です。でも、昼間見た光景は、明らかに本数が少ないことを意味しています。乗客全員に座らせろとまでは言いませんが、車内で身動きするのがはばかられるような状況は、適切な混雑具合とは言いかねます。休日の日中にたまに乗る銀座線も、丸ノ内線よりはましですが、できれば敬遠したいぐらいに混んでいます。せっかく増えつつある外国人観光客も、「東京では、地下鉄には絶対乗るな」なんてSNSに流しているかもしれません。

東京メトロも、本数を増やしたいのかもしれません。しかし、本数を増やせない事情があるのかもしれません。それは、運転士不足です。今、運転士がいないためにバスや電車を減便または路線を廃止せざるを得ない会社が、全国各地にあります。大阪郊外のバス会社に至っては、年内に廃業するそうです。それぐらい、人手不足が深刻化しています。大阪の例は関係自治体がどうにかするとのことですが、やがてそんなことすらできなくなってしまうかもしれません。

交通機関に限らず、福祉施設でも学校でも商店でも病院でも、働き手がいないためにしかるべき活動(サービス)ができない例が激増しています。今、この瞬間に出生率が2.5に跳ね上がったとしても、若い働き手が増えるのは20年後です。いや、そのはるか以前(=2.5になった直後)に、急増した赤ちゃんや子供をお世話する人手が足りなくて、世の中がしっちゃかめっちゃかになってしまうでしょう。

用事は済みましたが、また混んだ丸ノ内線に乗ると、暗い気持ちになりました。

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