Category Archives: 行事

練習

3月5日(水)

ちょうど1週間で卒業式です。だからというわけでもありませんが、卒業式での証書のもらい方の練習をしました。学生たちにとっては、日本式の証書のもらい方は、それこそ見たこともない、だから全くなじみのない儀礼です。何の指導もないと、少なくとも日本人にとっては頭を抱えたくなるような、目を覆いたくなるような惨状が繰り広げられてしまいます。

演台の前に立ち、授与者である私と向き合い、軽く一礼するあたりまでは、学生も想像がつきます。その後、私が差し出した証書を両手で受け取るというところが、学生たちの生まれ育った文化にはないようです。「両手で受け取る」というと、手のひらを上に向けて、私がその上に証書を載せるのを待っているというイメージになるようです。授与者が証書を差し出したら、自ら腕を伸ばして証書の両脇を持って…という手順をしっかり教え込まなければなりません。

私のクラスも含めて数クラスの卒業予定者が1人ずつそういう動作を繰り返すと、学生たちの目にもそれが当たり前のことのように映り始めたようです。しかし、どのクラスにも欠席者がいましたからねえ。そういう学生にもきちんと伝わるといいのですが…。

大学などに進学すると、2年後か4年後にKCPなんかよりもはるかに盛大な卒業式が待ち受けています。学長から直接証書・学位記を手渡されるかどうかはわかりませんが、そんなチャンスがあったら、ふっとKCPの卒業式を思い出してもらいたいですね。

1週間後には、目の前で証書の受け渡し練習をしたメンバーがみんないなくなっちゃうんですよね。一抹の寂しさを感じるのが、私にとってのこの季節の風物詩です。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

天気は最高

2月28日(金)

東京は、昨日に比べると雲が多かったですが、雨の心配はなさそうでした。学生たちには「時間厳守」とかなり厳しく言っておきましたから、予定通りに8時には出発できる態勢になりました。

途中の交通事情で海老名SAには若干遅れて到着。SA内を見回っていると、Mさんがたこ焼きを食べていました。「時間に遅れるなよ」と声をかけましたが、実に満足そうに微笑み返してくれました。調べてみたら、ここのたこ焼き、結構有名なんですね。

ところが、東名から小田原厚木道路を抜けて、国道1号線の箱根湯本駅前あたりから、車の流れがとみに悪くなりました。バスの中では箱根クイズをしていたのですが、そのクイズが全部終わっても、第1目的地の大涌谷に着く気配もありませんでした。私の隣に座っていたLさんが気を利かせてChat GPTで箱根クイズを作ってくれました。最初のは易しすぎたので、もっと難しいのと注文を付けたら、手ごろなのが出てきました。最近のAIは賢いものだと、妙なところで感心させられました。

だいぶ遅れて大涌谷着。私は、個人的には火口原に興味があり、そちらをじっくり観察したかったのですが、記念写真を撮った後、学生と一緒にお土産屋さんの中に入りました。ここでも学生たちは、喜々としてあれこれ買い込んでいました。もちろん、富士山も堪能しました。

それから箱根の関所へ。大急ぎで見学し、駆け足で箱根公園へ。学生たちは息を切らしてバスに戻って来ました。でも、芦ノ湖と富士山は堪能できたようでした。

そして、箱根神社に回りました。みんな、それぞれ、心に期するところをお祈りしたようです。おみくじを引いたYさんに、それをどこに結ぶのかと聞かれましたが、結ぶなという表示は目に着いたものの、結んでもよいというところは見当たりませんでした。神社の人に聞いてという、あまり役に立たない答えしかできませんでした。

見学時間を切り詰めて、予定に近い時間に箱根を後にしました。帰りも海老名SAに寄り、Mさんはまたもおやつに走っていました。他の学生も、時間に急かされるのが快感であるかのごとく、あちこちでいろいろなものを食べていました。

帰りも渋滞につかまりました。しかし、学生たちはおしゃべりに余念がなく、予定より遅れていたことに気をもんでいたのは、私だけのようでした。YさんとDさんは、しりとりをしていました。

30分遅れぐらいで新宿着。天気よければすべてよし。学生たちは満足気でした。私は歯医者の予約を入れていたので、そちらへ急ぎました。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

まだ週末じゃないよ

2月26日(水)

今週は月曜日が振り替え休日で、金曜日がバス旅行ですから、1週間が早いです。午前中の授業で学生にバス旅行の予定を説明し、その後に、同じバスに乗り合わせる先生方と打ち合わせをしたら、今週の仕事の大半が終わってしまったような錯覚にとらわれてしまいました。もちろん、バス旅行が今週の最大の仕事ですから、実際には半分どころか半分の半分も終わっていません。

仕事が終わってしまったように感じる1つの原因は、選択授業がないからだと思います。昨日の火曜日は卒業認定試験、金曜日はバス旅行ですから、今週は週に2日の選択授業がどちらもつぶれてしまうのです。選択授業の授業内容はすべて自分で考えなければなりませんから、それがないというのは私にとって結構大きな意味を持つのです。でも、来週は両方ともありますから、バス旅行の帰りは居眠りなんかせずに選択授業で何をするか考えなければならないかもしれません。

選択授業の代わりに、バスの中で学生たちに出す箱根クイズを考えました。私の趣味で問題を作ってしまうと、箱根の火山を形成している岩石の主なものは何かなどということになり、だれも興味を示さないことでしょう。ですから、学生が食いつきそうな事柄を見つけ出し、問題にしました。

バス旅行で立ち寄る大涌谷の名物「黒たまご」はなぜ黒いのかというのを加えようとしました。温泉中に含まれる鉄や硫化水素が反応して黒い化合物をつくると言われていました。一応ウラを取ろうとネットで調べてみると、そうではないということが、つい最近わかったそうです。勉強になりました。高校生が定説に疑問を抱き、実験を繰り返し、答えにたどり着いたとのことです。立派なものです。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

入学式挨拶

みなさん、ご入学おめでとうございます。このように多くの方々が世界中からこのKCPに集まってきてくださったことを大変うれしく思います。

今年は2025年、令和7年、そして、昭和100年です。今ここにいらっしゃる新入生のみなさんは、大多数が日本で言う平成生まれでしょう。昭和はその前の時代、みなさんのご両親がみなさんぐらいの年か、あるいはもっと若かった、幼かったころの年代です。

その昭和が始まったのが1926年、この年を昭和1年(元年)とすると、今年は昭和100年となります。そういうわけで、今年は昭和を回顧する催しが数多く行われることと思います。せっかくそういう記念すべき年に日本へ来たのですから、今の日本だけではなく、昔の日本についてもぜひ知ってもらいたいと思います。

殊に、日本で就職しようと思って来日した方にとっては、昭和を知ることは就職した後のみなさんの仕事ぶりに好影響をもたらすに違いありません。それは、就職先の経営者や上司、あるいは取引先や折衝先の方々など、みなさんにかかわりのありそうな人たちは、多かれ少なかれ、昭和の色に染まっているからです。つまり、昭和を知るということは、みなさんを取り巻く人たちの発想や行動様式の根源に迫るということなのです。

そして、もうしばらくは、日本の社会をけん引するのは昭和テイストの人たちです。それゆえ、なおさら、昭和の時代を知らずにいることはできません。また、日本は少子高齢化が進みつつありますから、これからも若者が減り、高齢者が増えていきます。そのため、日本で商売をするとなると、マーケットのボリュームゾーンである昭和の人たちの心をつかむ必要があります。

進学を考えている方にしても同じことが言えます。特に人文科学系、社会科学系の分野に進もうと考えている方は、それらの学問の基盤は昭和にありますから、昭和が令和に与えている影響を無視することはできません。そういう方面の研究の屋台骨を支えていらっしゃる先生方の頭に、昭和はしっかり息づいています。

そのような昭和という時代がどんな時代だったか知るチャンスが、昭和100年にまつわる様々なイベントという形で、みなさんの目の前に現れるのです。これを逃す手はありません。2025年、昭和100年という節目の年に日本に来ていることを存分に活用してください。

とはいえ、昭和は64年まであった長い時代です。さらには戦争の期間を含んでいますから、昭和の時間は一様に淡々と流れて行ったわけではありません。それをつぶさに見ていき、それなりに理解していこうというのは、決してたやすいことではありません。しかし、だからといって、手をこまねいていては、得るものの少ない留学になってしまいます。難題に立ち向かって手にしたものこそ、真の意味での留学の成果であり、それこそがみなさんの未来を切り開く武器となりうるのです。

みなさんのまわりには、私をはじめ、昭和を知る教職員が大勢おります。直接は昭和を知らない若い感覚を持った教職員もみなさんを見つめております。どうか、安心して留学生活を始め、大きな成果を手にしてください。

本日は、ご入学、本当におめでとうございました。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

繁盛したかな

11月7日(木)

富士山の初冠雪が観測されました。平年より1か月以上遅れていて、観測史上最も遅い初冠雪だそうです。夕方、歯医者に行くために外に出たら、風の冷たさに驚かされました。一気に冬将軍かと思って調べてみると、最低気温も最高気温も平年並みでした。今までが暖かかったですから、平年並みでも十二分に寒く感じるのです。

そんな肌寒さ以上のものを感じる中、先学期に続いてバザーが行われました。先学期は小雨模様だったことを思えば、今学期はきれいな青空に恵まれたのですから、多少寒くてもありがたく思わなければなりません。

10時半の休憩時間になると、学生たちも教師も校舎前のバザー会場に集まってきました。店開き直後だったようで、ブルーシートにはまだすき間がありました。それでも衣料品や食器などを手に取って、掘り出し物だと思ったのでしょうか、ニンマリ笑って会計を済ませて教室に戻っていく学生を何人か見かけました。

昼休みは午後クラスの学生が加わり、さらににぎやかになりました。どてらをおしゃれにしたような暖かそうなジャケットを試着してそれを買った学生は、ペラペラのシャツ1枚しか着ていませんでした。本気で寒かったのでしょうか。ネクタイを買う女子学生が目立ちました。ブレザーかなんかに合わせるのでしょうか。「この食器は電子レンジで使えますか」などと質問している学生もいました。たくさん買っておまけをしてもらい、うれしそうにしている学生も見かけました。

私は、授業が始まって学生がいなくなったころ、狙っていた足ふきマットをゲットしに行きました。前回買ったのを使ってみたらとても具合がよかったので、家の中のいろいろなところに置こうと思っていたのです。5枚買いました。この上に立てば、床暖房がない私の家でも足が冷たくならないでしょう。冬支度の第一歩が踏み出せました。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

楽しかった?

10月28日(月)

9時3分前ごろに教室に入ると、学生が3分の1ぐらいしかいませんでした。毎朝している漢字復習テストの準備をしているうちに駆け込みの学生が数名入ってきましたが、それでも欠席が3分の1ほどいました。うち1名は事前に連絡があったのですが、他は理由不明です。漢字テストが終わった頃に2名入ってきましたが、いつになく欠席の多い日になりました。BBQ疲れだとしたら、若いのにずいぶんと尾を引いたものです。

BBQの感想を聞くと、みんなから“楽しかった”という声があがりましたが、Gさんは服に煙がしみ込んで、いつまで経っても臭ったと言っていました。Gさんは料理作りに力を込めていましたから、必然的に煙をたくさん浴びて、Gさんの衣服は肉やら調味料やら香辛料やら様々な臭いを吸い込んだのでしょう。これを名誉の負傷と言ったら無責任すぎますかねえ。表情からすると、GさんもBBQで活躍したことを訴えたかったようにも感じました。

さて、授業は、今までに自分が読んだ本、見た映画・アニメ・ドラマなどを紹介するという課題に取り組みました。こんな表現を使って、こんな感じの文章にするんだよというのを示して、学生たちに書いてもらいました。形も示したのですから、書く時間は15分かせいぜい20分もあれば充分だろうと思っていたところ、みんな黙々と書き続け、30分もかかってしまいました。数人のグループに分かれて発表し合い、各グループの最優秀作品をクラス全体に発表してもらいました。これが思いのほか出来が良かったのです。授業後、回収した紹介文を読んでみると、私が読みたくなる、見たくなる作品がけっこうありました。

“よくやった”と言ってやりたくなりましたが、BBQの感想が“楽しかった”ではいけませんでしたね。もっと厳しく追及して、紹介文並みの感想を引き出すべきでした。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

曇り空でちょうどいい

10月25日(金)

朝早くは傘も要らない程度でしたが雨がぱらついていました。しかし、学生がぽつぽつ集まり始めた9時過ぎの葛西臨海公園は、分厚い雲に覆われていたものの、雨はすっかり上がっていました。最近は、下手に日が照ると暑くてかないませんから、考えようによっては、雨が降りさえしなければ曇り空でちょうどいいのかもしれません。しかも、風が弱いですから、BBQにはまさにピッタリです。

クラスの学生が集まってきましたが、見慣れぬ顔が2人ほどいました。声を聞くと、メガネを外したRさんと、マスクをしていないSさんでした。「教室とずいぶん雰囲気が違うね」と声をかけると、そこを狙っていたと言わんばかりの自慢げな顔をしていました。

今までのBBQは立川の昭和記念公園が多かったのですが、今回は葛西臨海公園です。配給される燃料が木炭を四角く成形したもので、今までとは若干勝手が違いました。コンロの空気孔の通りが悪く、そのため炭がなかなか燃えてくれず、火おこしに苦労しました。

Lさんは軍隊でこういうことはやってきたと、火の担当になってくれました。調理はアルバイトで腕を磨いているKさんが中心でした。慣れた手つきで材料を切ったり串を通したり調味料を振りかけたりしてくれました。焼くのは、材料を持ってきたみんなが協力して、ひっくり返したり炭をうちわであおいだりしながら面倒を見てくれました。

今回のBBQの料理コンテストは、ピザがお題でした。それを担当してくれたのが、Jさんでした。生地の上に材料を飾り付けて、焼いてもらいました。チーズとソーセージ、ベーコンなどが絶妙に絡み合って、コンテストの入賞は逃しましたが、おいしくいただきました。

そして、何より感心したのが、CさんとSさんが、焼くときは何もしていなかったのですが、食べ終わった後の器具を洗うのを引き受けてくれたことです。洗い場まで2往復してくれました。ゴミも、誰かが所定の場所まで運んでくれました。私が尻を叩くまでもなく働いてくれた学生たちには感謝しています。

食後は海を見に行きました。晴れていれば富士山がきれいだったろうにと思いましたが、あまり欲張ってはいけません。図らずして、他のクラスの学生たちも含め、ご歓談の時間になりました。授業中には見られなかった組合せでしゃべったりじゃれたりしている姿が見られました。

3時半に無事解散。月曜日はいつも通りに漢字の復習テストがあるんですが、ちゃんと勉強してくれますよね。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

短い秋

10月21日(月)

先月の今頃は、“暑さ寒さも彼岸まで”というけど、本当にそうなるだろうかと心配していました。その言葉通り、お彼岸を過ぎたら、確かに気温は高いけれども、肌に粘りつくような暑さではなくなりました。衣替え直後は薄手の夏のスーツを着ていましたが、先週から裏地のついたスーツを着ています。日中に外をたくさん歩かない限り、このスーツでちょうどいい感じです。土曜日は真夏日でしたが、スーツを着なかったので…。

しかし、今朝は、外に出て数歩あるくと、スーツ内の暖気が抜けて、ズボンの裾から寒気が入り込んできました。前に進むとワイシャツを通して寒気が胸に腹に当たってきました。カーディガンぐらい着てくればよかったと、少し後悔しました。朝の電車内にはコートや厚手のジャケットを着こんだ人が目立ちました。今朝の東京の最低気温は11.5度、11月上旬並みでした。

秋冬物のスーツが暑苦しくなく、コートなど他の衣類も必要としないのが秋だと秘かに思っていますが、今年の秋はもう終わりなのでしょうか。9月末まで半袖シャツで出勤していましたからここまでを夏とすると、秋はたったの1か月? 秋がたけなわになる前に冬将軍ですか。それじゃ短すぎますよ。

今週金曜日はバーベキューです。どうやら寒くはなさそうですが、現時点では雨がぱらつく可能性を否定できません。そういえば、今年はきれいな秋晴れの日がないような気がします。ここは一発、お天気の神様に、25日(金)に快晴を恵んでもらえるよう願うばかりです。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

ほめられました

8月28日(水)

12時少し前、「じゃあ、こういうテーマでグループごとに話し合っててください」と学生たちに指示を出して、私は6階へ。6階のベンチにはすでに数人の学生が待ち構えていました。講堂に入り、この蒸し暑い中、進学フェアに参加してくださった専門学校の担当の方々にご挨拶をしました。

その後すぐに教室に戻り、授業を終わらせ、諸々の作業や学生との約束を済ませて、12時半過ぎに再び6階に上がると、進学フェアの会場は結構にぎわっていました。私の知っている顔もいくつかありました。夏休みが明けてから短期決戦であおりまくったからでしょうか、どの専門学校のブースでも数人の学生が話を聞いていました。

去年は年内に定員が埋まってしまった専門学校が多く、出遅れて思うように進学できなかった学生もいました。今年はそんなことがないようにと思っていましたが、こんな感じで学生が動いてくれたら、思い通りの進学ができるでしょう。9月には推薦入学の出願が始まります。進学フェア参加校の多くから推薦枠をいただいていますから、それを活用してどんどん決めていってもらいたいです。

留学の目的が日本での就職なら、専門学校が一番だと思います。就職支援の手厚さは、なんたって専門学校です。大学や大学院を出て就職するより“いいところ”に入れるケースも少なくありません。

専門学校の方からは、「みなさん、日本語がしっかり話せますね」とおいお言葉を頂戴しました。多少のヨイショはあるでしょうが、うれしいものです。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ

コトバデー

8月5日(月)

予定の時刻になると、学生たちが会場に入場してきました。ざっと見渡したところ、空席が目立ちませんでしたから、ずる休みは少なかったのでしょう。ゲストの方たちもいらっしゃり、コトバデーが始まりました。

最初は音読。どのクラスもマイクの使い方があまりよくなく、残念ながら、練習の成果が十分に発揮できたとは言えない感じがしました。練習の際、学生はもちろん、教師もマイクを通して声を届けるということに気が回っていませんでした。次回はこのあたりが課題です。

続いて創作発表。学生たちが作った俳句が秀作ぞろいで驚かされました。私みたいな詩心を持ち合わせていない者など足元にも及びません。

その次は、授業でやった会話や発表の再現です。最優秀作を集めたからでしょうが、初級でも高度なやり取りをしていました。中級のWさんやEさんよりも、よほどわかりやすい話し方をしています。2人の入試の面接指導は、初級の学生にやってもらった方がいいかもしれません。上級はかなり程度の高い発表をしていました。学内サイトに入れば発表の概略が各国語訳で見られますが、中級当たりの学生でも理解するのが難しかったかもしれません。だからこそ、自分たちも勉強・練習してあのようになるんだという目標にしてもらいたいところです。

お昼の休憩は、みんなそれぞれ思い思いの所で食事をしたようです。だからでしょうか、午後の部開始時の集まりが若干悪かったです。

その午後の部の最初は、KCPで勉強しているいろいろな国の学生が、オリンピックの最中ですから、自国で盛んなスポーツを通して、国の紹介をしてくれました。初めて見るスポーツが多く、昼休憩後で眠くなりかけた目が、再びぱっちりと開きました。

その次が声優にチャレンジです。最初のクラスの出来が素晴らしく、会場全体がひきつけられました。学生たちのどよめきが違いますね。ほかのクラスも努力の跡が感じられ、ゲストのみなさんも関心なさっていたようです。同じ題材でもクラスによって味付けが違うところが面白かったです。

そして余興ですが、私は演劇部のスタンバイのため、見ておりません。その演劇部、練習不足の私を心配してか、私がステージに出ると、学生たちが私のセリフをささやくのです。その優しさ、ありがたく受け取りました。おかげで大きなミスをすることなく役目を果たすことができました。

予定の時間を少々オーバーしてしまいましたが、無事終えることができました。それなり以上ん盛り上がり、学生たちも満足できたのではないでしょうか。

日本語教師養成講座へのお問い合わせはこちらへ