歓声に包まれて

12月12日(金)

8時過ぎに私が新百合ヶ丘の駅に着くと、すでに数名の学生がいました。その後も三々五々、学生が集まってきました。外は寒いと言って、駅のコンビニに逃げ込む学生もいました。8時半ごろ、第一陣の学生がK先生に率いられて出発しました。私はコンビニの中の学生に声をかけて、第二陣として、国際交流授業の行われる神奈川県立麻生高校に向かいました。

控室に充てられた部屋は進路相談室みたいな教室で、大学の資料や赤本がたくさん並べられていました。それ以外のスペースは生徒が1人きりで集中できるブースになっていました。大机が並んでいるKCPの図書室とはだいぶ雰囲気が違いました。欠席者がいたので人数調整をし、高校の各クラスから迎えに来てくれた代表の生徒に連れられて、KCPの学生たちは教室へ。

麻生高校の校長先生をはじめ、幹部の方にご挨拶を済ませた後は、引率の教師は暇を持て余すことになります。授業の様子をチラ見するのも兼ねて、校舎内を見学させてもらいました。クラスごとに趣向を凝らしたイベントを企画してくださったようで、どの教室からも歓声が上がり、笑顔がうかがえました。また、社会科教室には付近で見つかった土器などが展示されていたり、理科室からは動物の骨格標本が顔をのぞかせていたりなど、随所に高校らしさを感じました。職員室前の掲示板には指定校推薦の一覧が張り出されていました。これはKCPと同じですね。

残念ながら、私は午後から学校で用事があるため、中座せざるを得ませんでした。でも、あの様子だったら、参加した学生は十分満足できたのではないでしょうか。楽しかった話をうんとして、欠席した学生をうらやましがらせてやろうではありませんか。

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