Category Archives: 気象

暖かい

3月20日(水)

朝、コートを着ないで外に出ると、やっぱりまだ寒さを感じました。しかし、身にしみるような寒さではなく、駅まで歩いていくうちに体が温まってきました。最高気温21度などという予報を見たら、コートもマフラーも置いていきたくなりますよね。午前クラスの教室に入ると、窓が開いていました。入り込んでくる外気が心地よく感じられました。

「明日はどうして休みですか」「春分の日ですから」「春分の日ってどんな日ですか」「昼と夜の時間が同じになる日です」といったやり取りをした後、「暑さ寒さも彼岸まで」と板書しました。初級だと、さすがに彼岸を知っている学生はおらず、言葉の意味を説明すると、感心したようにノートに取っていました。漢字の時間に「咲」を取り上げたこともあり、春らしい授業日でした。

期末テストまで1週間を切り、授業語は追試や再試を受ける学生が数名いました。ためこむと期末前に受けられなくなり、進級できなくなってしまいます。学生のほうも必死です。みんな勉強してきたと見えて、受けた学生は全員合格点を取りました。問題は受けていない学生どもです。最後には救いの手が差し伸べられるだろうと、みょうちくりんな楽天主義に支配されて、こちらが受験をせかしても1日延ばしにするのです。こういう学生に春を訪れさせてはいけません。

東京地方の最高気温は21.5度で、5月上旬並み、もちろん今年最高でした。桜の開花宣言が出された長崎市は20.8度、やはり今年最高を記録しています。先週の開花予想によると、東京は明日です。果たして本当に咲くでしょうか…。

教室が寒い

12月10日(月)

昨日からグーンと寒くなり、北国では平年よりだいぶ遅れたものの初雪が見られました。今朝は昨日以上に寒く、日中も10度を下回る寒さでした。最高気温は最も寒い時期よりも低かったのですが、最低気温は、あんなに寒くても平年以上でした。今年は暖冬でしたから、ちょっとの寒さが身にしみるのでしょう。

朝、クラスに入ると、暖房がついていませんでした。初級、特にレベル1は、相当寒くても授業が進むにつれてクラス全体が熱を帯びてきて、暖房どころか半袖になる学生も出てきますが、上級はそういう展開はあまり考えられません。予想通り、授業は淡々と進み、教室は寒いまま。コートを脱がずに授業を受けている学生もいます。上級ですから、寒かったら「エアコンをつけてください」ぐらい言えるはずですから、私は何ともない顔で授業をしていきました。うまい具合に、“寒い”と“お寒い”の違いは何かなんていう問題もありました。学生みんなが寒いのに耐えながら授業を受けているなんて、まさにお寒い教室です。

このクラス、テストをするとそれなりにできるのですが、みんなの前で話すのが好きじゃない学生が多いのです。面談のような1対1ならよくしゃべっても、授業で指名すると黙りこくってしまうか小声で必要最小限のことをボソッとつぶやくだけなのです。学期の最初のクラス作りで何かを間違えてしまったのでしょう。話す雰囲気を醸成できなかったのは、私の失敗です。

もう一つ、みんな大学院や大学の試験に気を取られて、落ち着いて授業を受けるどころではなかったこともあるでしょう。それから、最近は年を追うごとに個人主義の学生が増えています。個人主義だったら自分の肌感覚でエアコンをつけちゃうような気がします。でも、それほど暴れん坊じゃないんですね。

今週はもう少し寒い日が続きます。風邪をひかないように、授業前にエアコンをいれておいてあげましょう。

寒い朝

11月21日(水)

今朝は寒かったですねえ。最低気温が5.8度だったそうです。今シーズン最低ですが、平年より1.3度低いだけです。ごく普通の変動範囲内です。それでも、結露でぐっしょりぬれている窓を見て、思わずワードローブからコートを引っ張り出し、あわてて洗濯タグを取り外し、がっちり着込んで家を出ました。マフラーを巻いていない首筋がスースーしました。

札幌は、平年よりだいぶ遅れて、今シーズン初積雪・3cmを記録したそうです。それも、記録上はお昼にはゼロに戻ってしまいました。やはり全国的に冬の歩みが遅いようです。気象庁のページで全国の積雪状況を見ると、どこも雪は少ないです。積雪の最大値が青森県の酸ヶ湯で15cmです。平年の1/4ぐらいにとどまっています。日本で一番雪の積もるところですから、さすがといえばさすがです。

この冷え込みを一番厳しく感じているのは、きっとゴーンさんでしょう。留置場とはいえ暖房なしということはないでしょうが、一夜にして世界一の辣腕敏腕経営者から容疑者に転落ですから、心の中は寒々しいものがあるに違いありません。

それにしても、毎年数億円から十億円以上も報酬をもらっているのに、さらに世界中に自宅を持つとは、いったいどこまで財産を築けば気が済むのでしょう。私だったら、1年だけ数億円の収入があったら、あとは遊んで暮らしちゃいますがねえ。死ぬまで働かずともよいお金を手にしたら、それ以上の財産は求めません。だから、一攫千金を求めて、もうすぐ発売開始の年末ジャンボを今年も買います。

木枯らしも吹かず

11月14日(水)

今朝あたりはだいぶ気温が下がったと思いましたが、まだまだコートなしでも平気そうです。最近、秋の短い年が続いていましたが、今年は久しぶりに秋を満喫しています。

授業中教室の窓から空を見上げて、真っ青な秋空が目に入ると、思わず見とれてしまいます。冬の乾いた、光ばかりが目立つ青空ではなく、適度な瑞々しさが感じられる、手を伸ばして触りたくなるような青さに心が引き付けられます。こういう秋が、今年はじっくり味わえるのです。

KCPの校舎から見える狭い青空ではなく、広々とした青空に両手を伸ばしたいです。BBQのときがチャンスでしたが、あいにくその日はそれどころではなく、気がついたらたそがれ時でした。3日は好天でしたが雑用に追われ空を見上げるチャンスすらなく、以後、休みの日はいまひとつ空模様がパッとしません。今週末はどうなのでしょう。

秋を満喫するのはいいのですが、今年はまだ木枯らし1号が吹いていません。去年は10月30日でしたから、すでに半月遅れていることになります。木枯らし1号は、西高東低の冬型の気圧配置の日に吹きます。しかし、これから数日の予想気圧配置図を見ても、西高東低にはなりそうもありません。定義上、東京の木枯らし1号は11月の中旬までに吹くことが必要ですから、もしかすると、今年は木枯らし1号が吹かない年になるかもしれません。そうなると、1979年以来39年ぶりになるのだそうです。

気象庁の長期予報によると、エルニーニョが発生しているので今シーズンは暖冬になるそうです。秋が長いのが暖冬の兆候だとしたら、あまり喜んでばかりもいられません。

束の間の好天

9月28日(金)

通勤電車から、わずかにオレンジ色に染まった東の空が見えました。学校に着いたら、青空。1日中快晴で、久しぶりに明るく伸びやかな気持ちになりました。午前中病院へ行きましたが、このままピクニックでもしたくなるような陽気でした。最高気温は26度でしたが、湿度が低くてさわやかでした。きのうとおとといは最高気温が20度を割り、9月に2日連続で最高気温20度未満というのは10年ぶりだったとか。秋らしさの復活といったところでしょうか。

今朝の最低気温は14.1度でした。私が家を出た頃この気温を記録したはずですが、明日はお休みの私にとって夏装束最終日ですから半袖で出勤しました。肌寒さは感じましたが、我慢できないほどではなく、むしろ気持ちがピリッとして、眠気が覚めました。でも、14度といえば3月ぐらいならコートを着ているかもしれません。人間の感覚って、いい加減なものですね。

ただ、この好天も明日の未明までで、その先は台風の接近にともなって雨模様となるようです。なんだか信じられないというか、信じたくないというか、名残惜しいというか、もう少しこのきれいな青空を見ていたいです。それにしても、今年は台風が多いですね。この台風も含めて、異常気象が定番になりつつあるような気もします。長期予報によると暖冬だということですが、暖冬にもすっかり慣れてしまいました。

病院から戻って来て、午後は期末テストの作文の添削をしました。進歩を感じさせてくれる学生もいれば、同じミスを繰り返している学生もいます。そういうことを最後のコメントで指摘しようと思っています。

激突

9月5日(水)

関西地方は台風21号の風雨によってかなりの被害が出ました。船が激突して橋げたがずれてしまった関西空港連絡橋の画像・映像にはただただ驚くばかりでした。その関西空港は、高潮で数十センチも浸水し、機能不全に陥っています。高潮といえば、芦屋の海岸にも襲ってきて、家が流されそうになったそうです。京都では文化財がかなり損害を受けたと報じられています。

稀に見る強力な台風が上陸したことは確かですが、こちらの想像を絶するようなところに傷跡を残しています。二条城や大覚寺もそうですが、大阪湾にコンテナが漂流しているというのは、阪神淡路大震災のときにもなかったことではないでしょうか。私が毎年春に歩き回っている平穏な街並みで、屋根が吹き飛ばされたり泥水が暴れまわったり車が燃えたりなどということが起こっているのです。にわかには信じられません。

そんな中で、JR西日本を始めとする鉄道各社が午前中から計画運休をし、電車がらみの被害がなかったことは特筆に値します。不満に感じた人も多かったと思いますが、船が激突した時に連絡橋の上を電車が通りがかっていたら、悲惨なことになっていたかもしれません。駅間で停電し、大勢の人が電車に缶詰にされたら大きなニュースになっていたでしょう。関空で5000名が缶詰には及ばないでしょうが。

今年は6月に大阪府北部地震がありました。比較的自然災害が少ないと思われていた関西の平野部に天変地異が集中しているようにも思えます。日本列島は災害列島だと改めて感じさせられました。

歩き心地

8月27日(月)

8月19日(日)14:34、室戸岬近くのバス停にバスが着くはずの時刻ですが、まだ来ていません。田舎のバスは、乗降のない停留所が多いので、終点にちょうど定刻に着くように、途中の停留所へはやや遅れ気味で来ることがよくありますから、数分の遅延は気になりません。14:44、10分経ちましたが、まだ来ません。バス会社に連絡しようかと思いましたが、停留所の時刻表には連絡先が書いてありません。終点で11分の接続で電車に乗る予定ですから、穏やかではいられません。14:50、16分遅れでバスが来ました。私が乗るや否や、バスは猛スピードで走り出しました。国道55号線の、追い越し禁止となっているようなS字カーブも攻めまくって、信号のないことをいいことに直線では思い切り踏み込み、とろとろ走っている軽自動車を追い抜き、見る見る遅れを回復し、駅前には4分遅れで到着。30分強の乗車時間で12分も稼いだのです。

…これが、この夏休み最大のビックリでした。先週はずっと四国にいましたが、室戸の翌日に高松へ移動したため、台風19号20号の影響もほとんどありませんでした。讃岐山脈の偉大さに感心させられました。徳島県では元気だった雨雲も、讃岐山脈にぶち当たると消えてしまうのです。先週は、四国は雨がよく降ったのですが、香川県だけは台風が通過した23日深夜だけでした。だから、最大のビックリがバスの遅延回復だったのです。

室戸岬のほかに、四国八十八か所の結願の寺・大窪寺、讃岐平野の真ん中に盛り上がる讃岐富士こと飯野山と、少々マニアックなところを狙いました。それぞれ、1日に30キロ以上歩きました。それぞれ、山の頂上から下界を見下ろすところがあり、大汗をかいて息を切らせながら苦しい思いをして登ったけれども、この景色が見られるなら苦しんだ甲斐があったと心の底から思いました。

四国は、歩き遍路の伝統があるからでしょうか、歩行者に優しいと思います。横断歩道のところで立っていると、車が止まってくれる確率が本州九州北海道より高いように思います。また、「へんろ道」とかかれた赤い矢印が電柱やガードレールなどに貼られていて、陰から導いてくれます。四国の主だった観光地はほとんど見てしまいましたが、なぜかまた行きたくなるのは、こんなことがあるからなのでしょう。

正しい恐れ

8月9日(木)

台風13号は、東京地方には大きな被害を与えることなく、日本のはるか東へと遠ざかろうとしています。昨日のニュースや天気予報では、関東地方を直撃し、大変なことになるかもしれないと言っていました。KCPでも、午前中は休講にしようか、始業を1時間遅らせようかなどとうい話も出ました。でも、私は、各方面からの情報を見て、そこまでする必要はないだろうと判断し、授業は通常通りと決定しました。

今朝、私が家を出る時間でも雨風は収まっており、学生が登校する頃には無風に近く、蒸し暑くなってきました。私の天気予報はよく当たると言われます。それはKCP付近のピンポイントだからであり、関東地方、東京都区部などという広域の予報ではないからです。予報範囲が広がれば、ことに台風など災害が絡んでくる場合は、その範囲内の最悪のケースを予測して予報を発表します。報道機関はその最悪の数値をもとに警戒を呼びかけます。ですから、「それほどでもなかった」と思われることも多いです。

私は、KCP付近だけを考えればよく、銚子は強風、秩父は大雨かもしれないけど、新宿はそれほどでもないと考えたら、「大したことない」と言い切れてしまうのです。それゆえ、当たるように見えるわけです。気象庁などは見逃しを避けるために大げさな発表をし、私は空振りを極力排除するためにぎりぎりまで強気の予報をします。単にどうにかなると思い込むのではなく、上手に高をくくっているのです。適正範囲の恐れを抱くと言ってもいいです。

私の通勤鞄には、いつも折り畳み傘が入っています。毎日適正範囲の恐れを見積もるのが面倒くさく、常に雨に降られるという最悪を想定し、折りたたみを入れっぱなしにしているのです。偉そうなことを言いましたが、実はこんな程度なのです。

夏に勝負

6月29日(金)

梅雨が明けちゃいました。早朝から、昨晩のW杯一次予選最終戦のもやもやを吹き飛ばすような夏空が広がりましたが、まさか梅雨明けしちゃうとはね。関東甲信越地方が6月中に梅雨明けするのは、観測史上初めてだそうです。九州、四国、中国、近畿、東海をすっ飛ばして関東甲信が先を越すのは2年連続だとか。

お昼に出たときにまじまじと空を見上げると、雲が夏でした。夏至直後なので、両側にビルが建っている道でも本当に頭のてっぺんに日が当たり、32.9度という最高気温以上に暑さを感じました。今朝の新聞によると、男の人も日傘を差すようになってきているようですが、そういう気持ちもわからないでもない日差しの強さでした。

夏が早く来すぎると心配になるのが水不足です。利根川水系のダムはそこそこ水がたまっているようですから、今すぐどうのこうのということはなさそうです。夏山登山を楽しみにしている皆さんには申し訳ないのですが、谷川岳や日光連山や相模湖付近で雨がしっかり降ってくれれば、東京はこんな天気でも断水には至りません。でも、節水するに越したことはありません。水も貴重な資源なのですから。

関東地方は北と西に比較的高い山を控えていますから、気候的に本州の他の地方とは違った挙動を示すことがよくあります。今年の冬の大雪も、その一例です。気象庁は、この山にブロックされて、現在北上している梅雨前線が再び関東地方に影響を及ぼすことはないと踏んだのかもしれません。私が気象庁の担当者だったら、ちょっと強烈な梅雨の中休みと判断して、梅雨明けとは言い切れないでしょうね。梅雨明けを発表した気象庁の担当者さん、思い切った勝負に出ましたね、西野監督同様に…。

夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダ

6月28日(木)

今朝の最低気温は25.2度で、このまま24時まで25度を割らなければ今年初の熱帯夜です。昨日の朝の最低気温も24.9度で、ほぼ熱帯夜でした。学期中、去年の10月期以降の入学で、これから初めて東京の夏を経験する学生たちには、東京の夏は夜でも蒸し暑く寝苦しいと脅しをかけておきました。その脅し文句が現実のものとなりつつあるようです。

こうなると気になるのが、学生たちの健康状態です。エアコンをつけっぱなしで寝て風邪をひく学生が山ほど出てきます。風邪をひいても、その後きちんと節制して新学期が始まるまでに体調を戻しておいてくれればいいのですが、無反省にエアコンの中で暮らし続け、始業日になっても休み続けてしまうのが、ダメな学生の典型パターンです。

出だしでつまずくと、気力がそがれるものです。しかし、7月期は主要大学の出願期でもあり、一部の大学・大学院は入試の時期でもあります。受験生はこれから年内いっぱいぐらいまでは、気を緩めている暇などありません。それなのに鼻づまりや熱のために頭がぼんやりしていたら、ライバルに差をつけられる一方です。

そういう暑さにもめげず、アメリカの大学から来た学生たちは勉強に励んでいます。フロリダみたいなところから来た学生は、この程度の気温ならへいちゃらですが、シアトルあたりの学生にはこたえるようです。

私が昨日入ったクラスの学生たちも、促音はしっかり身に付けてくれたようですが、「おくにはどっちですか」は困ります。している単語を書けと言ったら、息抜きのつもりだった「かっぱ」は出てきたのに、他の覚えなければいけない単語はどこかに忘れてきちゃったようで…。