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マイナス10度

4月5日(木)

昨日は汗ばむほどの陽気だったのに、お昼を食べに外に出たときに肌を刺すような風に吹かれ、思わず身を縮めました。最高気温は昨日より10度以上低く、季節が2~3か月ほど逆戻りした感じです。近くの公園でランチを広げているグループがいましたが、話は盛り上がっているみたいでしたが、風邪ひいちゃわないかなあと心配になりました。

まあ、最近が暖かすぎたわけで、最高気温も3月下旬並みとのことですから、とんでもなく寒くなったとは言えません。でも、来週から薄手のスーツにしようかと思っていましたが、それは考え直したほうがいいかもしれません。新学期早々聞き苦しい声じゃ様になりませんからね。

先生方は来週のお天気を気になさっています。学期が始まったらクラス内の親睦を深めるために御苑へ行くのが恒例となっています。去年私が行った日は好天に恵まれ、御苑の芝生に車座になってあれこれ語り合いました。そのときの学生たちは、その後1年、クラスは分かれても、どこかで仲間意識を持ち続けたようです。雨が降ったらそもそも行きませんし、寒かったらそちらに気を取られて友達を作るどころじゃありません。ですから、始業日直後の来週木曜金曜のお天気は、KCPの先生方にとって重い意味を持つのです。

来週だと、ソメイヨシノはすっかり若葉となり、他の木に紛れているでしょうが、御苑には多種多様な桜がありますから、大いに華やいでいることでしょう。1週間先のお天気の予想は難しいですが、景気よく青空になってくれることをお祈りしましょう。

暑い

3月28日(水)

午前中、病院へ行くのに外を歩いたら、汗をかいてしまいました。スーツの上着が少しうるさく感じられました。交差点では日陰で信号待ちする人も。東京の最高気温22.9度は5月中旬並み。5月中旬といえば、クールビズが始まる時期ですよ。上着が邪魔くさいわけです。もちろん今年最高の気温でした。

午後は期末テストの採点。初級の漢字を担当しました。たけかんむりをくさかんむりにするくらいなら、漢字を書き慣れている間違え方ですが、鏡像文字を書いちゃうというと漢字の基礎ができていないのではないかと疑いたくなります。それを中国の学生が書いてしまうというのは、どういうことでしょう。簡体字の影響だとは思えません。スマホ操作ばかりで、手で字を書く習慣が失われているように思えます。

むしろ、アルファベットの国の学生が健闘していました。漢字は表意文字だという点を無視した間違え方はありましたが、絵のような漢字を書く(描く?)ことはありませんでした。きっと苦労はしているでしょうが、努力の甲斐はありました。漢字に対する感覚は磨かれています。

夕方はおととしの卒業生Cさんが、W大学大学院を出て外資系のコンサルタント会社に就職すると報告に来てくれました。かかわった先生方から就活について質問攻めにあいましたが、どの質問にもこちらの知りたいことをわかりやすく答えていました。コンサルタントには頭の回転のよさが必須だといっていましたが、それを感じさせる話しっぷりでした。

明日はさらにもっと気温が上がるとか。いよいよ腕まくりかな…。

早くも

3月26日(月)

先週、桜の満開宣言が出た東京ですが、私の観測ポイント・地下鉄四ッ谷駅は、私が通過する時は夜が完全に明け切っておらず、花を楽しむことができませんでした。しかし、今朝はほのかに桜色が目を楽しませてくれるくらいの明るさになっていました。今朝の東京の日の出は5:37、私がいつも乗っている地下鉄の四ツ谷発は5:36、まさに朝一番の桜を拝んだことになります。

お昼に外に出たら、御苑の駅付近にあたりをきょろきょろしている人が大勢いました。駅から出てきた人みんなが御苑へ行きそうな感じすらしました。朝お掃除に来てくださるHさんによると、昨日の御苑は芝生が敷物で埋め尽くされるほどの人ごみだったそうです。大木戸門から入ろうとする人が新宿門近くまで並んでいたとか。

今週は暖かい日が続くという予報が出ていますから、もうすぐ花吹雪で、今週末には葉桜でしょうね。そう考えると、ウィークデーの日中にもかかわらずこの人出というのもうなずけます。平年は開花が3月26日で、満開が4月3日ですから、今年はかなり気の早いお花見シーズンです。冬の寒さが厳しく、3月になってから暖かくなると、このように桜がハイペースで咲くそうです。

どうやら今年は期末テストの採点などをしているうちに、桜が終わってしまいそうです。花園小学校の桜も、急いで見ておかないと散ってしまいます。明日は期末テストですから、午前の試験監督が終わったら、お弁当か何かを買って、花を愛でながらお昼ご飯としましょうか。

コートを脱いで

3月14日(水)

今朝は何ら迷うことなく、コートを着ずに家を出ました。外に出ても全然寒くなく、ホームで電車を待つ間も風に震えることもありませんでした。先週までは、丸ノ内線が四ッ谷駅で一瞬外に出るときは夜の帳の中に突っ込む感じで、トンネルの中と何ら変わるところがありませんでしたが、今週月曜日に窓の外の空がほのかに明るくなっていることに気づきました。火曜日、水曜日と、日に日にその明るさが増しています。

外よりも、むしろ教室内のほうが寒さを感じたほどです。授業中、学生に暖房をつけてくれとせがまれました。その一方で、昼は復習か宿題かをしている様子の学生で校庭のテーブルがサラッと埋まっていました。東京の最高気温は21.5度で5月の連休の頃並みでしたから、外で何かするのに最適です。

まだ3月中旬ですから本格的な春になるまでには2、3回寒波に襲われるでしょうが、このまま桜の季節を迎えてしまうのではないかという予感すらします。卒業式までに進路が決まっていなかった学生の合格通知もいくつか舞い込んできています。そういう方面からも、暖かさを感じます。

でも、逆に、Cさんは今週から急に理科の受験講座に来なくなりました。理系に見切りをつけ、文転したのかもしれません。Cさんにとっては、春の日差しどころか先の見通せぬ吹雪の中なのかもしれません。でも、今からだったらまだ間に合います。文系に進むにしても厳しい戦いであることには変わりはありませんが、来年は穏やかな春を迎えられると信じて努力を重ねていってください。

上手な悩み方

1月29日(月)

大雪の降った先週月曜日以降、最低気温が氷点下となる冬日が8日続いています。今月の冬日も12日目で、昨シーズンの8日をすでに上回っています。長期予報を見ても、全国的に寒い日がまだまだ続くとのことです。先週の雪も解けていないし、日中でもむちゃくちゃ寒そうだし、今週水曜日に予定されていたバザーは、残念ながら、延期することになりました。

外が寒すぎるため、今年の卒業制作は校舎内での撮影が多くなりそうです。私が受け持っているクラスは、みんな教室か廊下のようです。こんなにまで気温の上がらぬ東京はめったにないことで、だから屋内ばかりの卒業制作が収まった文集というのも、あの冬は寒かったなあという記念になるかもしれません。

寒い寒いと震えている中、PさんがR大学に受かったと知らせてくれました。R大学がダメだったら今後の身の振り方を相談したいと言われていたのですが、そうならずに済みました。XさんもR大学に受かったのですが、こちらは落ちてしまったS大学に未練たらたら。もう1年頑張ってS大学に再挑戦すると言っているそうですが、R大学ならいい勉強ができますから、そこで1年早く専門の勉強を始めたほうが、後々のためになるはずです。

もちろん、もう1年頑張ったほうがいい場合もあります。日本語力が大きく伸びそうな場合や、あまりに安易な大学選びをしている場合です。Xさんはすでに上級ですから、日本語力の点で大化けする可能性は薄いです。それに、XさんもR大学なら自分のしたい勉強ができると思ったからこそ出願したのでしょう。

先週の月曜は雪で休講になった受験講座がありました。勢いのある目が机を並べていました。

寒!

1月25日(木)

ゆうべ帰宅するために校舎の外に出たら、ほっぺたに冷気が突き刺さるような感じでした。今朝、出勤のためマンションの外に出たら、耳がちぎれんばかりの寒さでした。ずいぶん気温が下がっているなと思って調べてみると、ゆうべ10時の段階で気温は氷点下となっており、冷気が突き刺さるのも無理がありませんでした。今朝はマイナス3度ぐらいからどんどん下がっているころに外に出たのですから、耳も凍えたくなるわけです。

午前6:20に記録した最低気温氷点下4度は、48年ぶりの寒さだとか。東京郊外から通学してくるLさんは、自分のうちの近くがいかに寒いかを力説してくれました。南国出身のBさんは雪の解けなさ加減に驚いていました。その一方で、Sさんは、なんと半袖。生まれ故郷はマイナス40度になるから、マイナス4度は夏の気温だと言って、笑っていました。Kさんも、年末年始に帰った国はこんなもんじゃなかったと、震えている学生たちを甘いなっていう顔つきで見ていました。世界中から学生が集まっているのですから、雪や寒さに対する反応も千差万別です。

東京の最高気温は4度、快晴だったものの気温は上がらず、積雪は7cmから全く減りませんでした。明日も同様の寒さだそうですから、雪かきで築かれた雪の小山は、しばらく消えそうもありません。そうすると、来週水曜日のバザーが気になります。いつもの売り場には雪山、しかもこの寒さ。去年の夏はあまりの暑さでバザーを延期しましたが、今回のバザーも…。

白い世界

1月22日(月)

初雪が大変なことになってしまいました。東京は久しぶりのまとまった積雪で、午後の授業は早めに切り上げ、学生たちをすぐに帰しました。東京は、雪の翌日は冬型となり、きれいに晴れ上がるのが通常ですから、これ以上の雪はあまり心配していません。しかし、電車がどうなるかは全く予想がつかず、明日の朝の授業が普通に始められるかは予断を許しません。

天気予報では雪と言っていましたが、私は低気圧がこれほどドンピシャリ東京に雪を降らすコースを取るとは予想できませんでした。雪の影響を受けずに逃げ切れるのではないかと踏んでいたのですが、大はずれでした。でも、選択授業の「身近な科学」の絶好なネタが得られました。今週か来週か、学生たちにじっくり解説しましょう。

この雪の中、卒業生のAさんが来ました。ビザがもらえずに来週帰国することになったそうです。R大学に進学したものの、成績が悪くて退学になり、T専門学校に入りました。1年勉強して、もう1年ビザをもらおうとしたところ、R大学を不成績で退学になったことを理由に、延長を認めてもらえなかったとのことです。T専門学校ではまじめな学生で、しかるべき成績を収めていたとのことでしたから、理不尽な感じが否めません。Aさんの話しか聞かずに一方的に決め付けてはいけませんが…。

Aさんは、専門学校と話をつけて、一旦帰国しますが、また来日してT専門学校での勉強を続けるとのことです。違った意味での勉強の厳しさを知ったAさんは、この次はきっと身になる勉強をすることでしょう。

雪で電車が止まるかもしれませんから早く帰るようにと言っていますが、KCPの先生方は帰る気配がありません。仕事熱心なのはいいのですが、明日以降のことも考えてくださいよね。

-1.6度にめげず

1月12日(金)

今朝の東京の最低気温はー1.6度で、7:32に記録されています。もちろん今季最低で、“1月下旬並み”とかという言い方はできず、“最も寒い時期を下回る”という寒さの表し方になっていました。ちょうどその頃、駐輪場のシャッターを開けに外に出ましたが、ズボンの裾から入り込んでくる寒気に身を震わせました。風が弱く、底冷えという言葉がぴったりの寒さでした。

その底冷えの新宿を抜けて登校し、ロビーに入ってきた学生たちは、みんな人心地付いたように、氷点下の寒さに突っ張った顔の筋肉を緩めていました。つりあがった眉が下がるんですよね、こういうときは。

その緩んだ顔で、久しぶりに会う友達とおしゃべりしたり、新しいクラスで初めて見るクラスメートに恐る恐る声をかけたりしている学生が、校内のそこここにいました。他の学期の始業日よりも、心を暖めあっているようにも見受けられました。

今年はこれから本命校の受験を迎える学生が多いためか、授業後に進路相談に来る学生や、来週の面接練習の予約を入れる学生が続々とやってきました。来週火曜日からは受験講座も始まりますから、席を暖める暇もない日々が押し寄せてきます。

午後は、早速、指定校推薦入学の希望者の面接をしました。「どうしてA大学に入りたいんですか」「実際に見学に行ったら、A大学はとてもきれいでしたから、A大学で勉強したくなりました」と言われたときにはどうなることかと思いました。でも、大学で学んだことを将来どう生かすかということについては、きっとあれこれ考えて準備してきたのでしょうが、“素晴らしい”の一言に尽きる答えでした。その答えに免じて推薦することにしました。

夕方は、図書室でEJUの勉強をしていたCさんの悩みを聞き、これから出願するYさんの書類チェックをし、興に乗って数学談義に及びました。始業日からフル回転しました。

雪国

1月4日(木)

年末年始は例年通り名古屋に。「先生は毎年名古屋へ行きますが、名古屋ってそんなに面白いですか」と、ある先生から聞かれました。名古屋は毎年行っていますが、年末年始ですから博物館や公共施設などは多くがお休みで、行っているわりには有名なところを見ていないのです。徳川美術館も東山動物園も行っていません。名古屋城に登城したのは日本語教師になる前のことです。

行き場が限られていますが、今回はミッドランドスクエアの一番上まで上ってきました。私が行った大晦日は、朝は雨で、午後は上がりましたが遠見は利きませんでした。でも、名古屋市内とそのもう一回り外側までは何とか見渡せました。そして、次回の割引券をいただきました。

その前に熱田神宮へ行きました。数年前にも一度お参りしたことがありますが、昨年から日本全国の「神宮」を訪ねようと思い立ちましたので、改めて詣でた次第です。私は初詣はせずに、12月30日か31日にその年が無事過ごせたことへの御礼のお参りをしています。そういう名目で祭神である熱田大神に手を合わせました。

その熱田神宮の1900年の歴史を述べ連ねたパネルが参道にあったので熟読していくと、何と、私でもわかる誤記があるではありませんか。“1909年(明治39年)”とありましたが、1900年が明治33年なので、明らかな間違い。これを社務所に知らせたら、いたく感謝されました。

元日は、名古屋から金沢を回って帰京しました。太平洋側と日本海側の天候の違いを1日に2度も体験できるのは、気象マニアとしてはたまらない魅力です。

名古屋は快晴。岐阜も快晴ですが、行く手に雲が。大垣は曇り、あっという間に地面が白くなり、関ヶ原では雪が舞っていました。北陸線沿いの山間部はかなりの積雪でした。金沢は曇り、道路脇には除雪された雪が。糸魚川の海はまさに冬の日本海。大火の後が片付いているようで、復興し始めたのでしょうか。長野は街が白かったですが、トンネルを抜けた上田は快晴。善光寺平と佐久平(上田を佐久平と言ってしまうのは、無理がありますが…)でこんなにも気候が違うものかと、改めて感心させられました。金沢や糸魚川の湿った風景が趣があっていいなどと言えるのは、私が冬晴れ地方の人間だからでしょう。

北陸よりももっと北国から、Sさんが来ました。吹雪になると大変だとか、寒くて起きられずに午前の授業は休みがちだとか、車を買ったとか、近況を伝えてくれました。どうやら北国の地に根付きつつあるようです。卒業する頃には今よりずっと骨太になっていることでしょう。

0度

12月18日(月)

今朝はこの冬一番の冷え込みで、東京都心でも氷点下を記録しました。最高気温も10度に届かず、晴れているのに気温が上がらないという典型的な太平洋側の冬のお天気となりました。

気がつけば、今週木曜日が期末テストです。来来週の月曜日は新年です。今朝、御苑の駅に降りると、大晦日の終夜運転の時刻表が張ってありました。受験生にとっては、明日が11月のEJUの結果発送で明後日ぐらいに届きそうであり、そして、私大の多くが入試を終え、最終局面が近づきつつあります。

Dさんは、第一志望のS大学は全く手応えがなく、第二志望のM大学も自信がなく、あまり行く気がしないけれども第三志望のT大学に出願したほうがいいだろうかと悩んでいます。夏場から自分の志望する学部学科のある大学を見て回り、私なんかよりはるかに良質の情報をふんだんに持っています。そのDさんが、これから先、どのように受験校を選んでいけばいいか相談に来ました。

「S大学は、学生は一流だけど教授は三流って言われていますが、本当ですか」「Dさんが勉強したい学部についてはそう言われてもしかたないね。受験生の偏差値は高いけど、企業の就職担当者の評価はあまり高くないな」「M大学とT大学とではどうですか」「M大学はS大学と逆で、就職担当者の評価が高い大学だよ。T大学はM大学ほどではないけど」…。

夏のころから動いている学生は、大体どこかに引っかかるものです。Dさんなら、M大学には通るのではないかと踏んでいます。

その一方で、Cさんは第一志望と第二志望のI大学とR大学の受験日が重なっているけど、どうしたらいいかという相談を持ちかけてきました。そんなこと今頃気付くなんて遅すぎると言ってやりたくなりました。私の面倒見が悪かったとも言えますが、良好の募集要項が出揃った夏ごろにはわかっていたはずです。受験勉強に励んでいるようですが、ほかにも抜け落ちがありそうで、心配です。

日が落ちてからじわじわ気温が下がっています。明日の最低気温は、0度が予想されています。