ざる

11月10日(木)

今朝、新聞を取りにマンションの玄関にある郵便受けまで行ったら、思わずブルッと来ました。外は風が強そうでした。東京は昨日木枯らし1号が吹きましたから、そろそろコートとマフラーを出さなきゃと思っていました。新聞を取って部屋に戻ると、すぐにクローゼットからコートを引っ張り出し、衣装ケースからマフラーを取り出しました。

コートにマフラーといういでたちで駅まで早足で歩いても、全く暑苦しさはありませんでした。ただ、マフラーに残っていた防虫剤がどんどん首に突き刺さり、ちくちくしてたまりませんでした。ですから、マフラーは駅に着いたらすぐ取ってしまいました。ゆうべのうちに出しておけばよかったと思いました。でも、天気予報によると、明日は寒いそうですが、週末は小春日和のようです。

日曜日はEJUです。お天気はいいみたいです。学生たちは追い込みに余念がありませんが、あと3日という段階に及んだら、あれこれお店を広げるよりも、今までやった問題で間違えたところをきっちり復習して、同じタイプの問題で再び間違いを犯さないようにすることのほうが重要です。

受験生はとかく新しいことを覚えて点数を増やそうとします。でも、そうしてもいいのは試験の半月前まででしょう。その後は、引っかかった問題をきちんと分析して、次に同系統の問題が出たら確実に点が取れるようにしておくことのほうが、いい結果につながると思います。失点を減らすこともまた、好成績への道です。80点を90点にするには、20点の失点を半分の10点にしなければならないのです。

しかし、留学生は日本人の高校生に比べて、失点を減らすという考えが薄いように感じます。アドベンチャー精神に富んでいるからこそ留学したのでしょうから、失点を減らすよりも新たな分野を開拓して点数を増やそうと考えるのかもしれません。それでも、失点を防がないと、ざるで水を汲むようなものだと思うのですが…。

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