Monthly Archives: 5月 2017

夕立

5月18日(木)

中間テストの午後の試験監督をしていたら、急に空が暗くなり、にわか雨が襲い掛かってきました。教室内には雨音は聞こえてきませんでしたが、外階段は雨粒が屋根にぶつかる音で会話が成り立たないほどでした。

こういうときは、職員室は傘を借りに来る学生たちでにぎわいます。

「かさ、ください」――いちばん下のレベルの学生なら、しかたないところでしょう。“ください”が言えただけでも多としなければなりません。

「すみません。傘、借りてください」――“わしゃあ、あんたから傘借りんでも、折り畳みはいつも持っちょるんじゃがのお”。生半可に動詞を覚えると、こうなってしまいます。初級だからこそ、正確さが肝心です。

「あのー、傘、貸してもいいですか」――“じゃけえ、傘はあるって言うちょろうがね”。貸し借りは方向性がありますから、使い方を間違えると変なことになってしまうのです。“てもいいですか”を使った点は褒めてあげてもいいですが、中級の学生がこれだとがっかりですね。

「すみませんが、傘を貸してもらいませんか」――惜しいなあ。でも、私はあんたと一緒に傘を借りる気はないんだよねえ…。

「失礼します。傘を貸してくれていただけませんか」――知ってる文法を全部たたき込めば丁寧になるってわけじゃないんだよ。

「お忙しいところすみません。雨が降ってきたので傘をお借りしたいのですが…」――2年前だったかなあ、1度だけ上級の学生にこう声を掛けられたことがあります。この学生は、KCPの学生なら誰もがあこがれる国立大学に進学しました。

テストが終わる頃には雨が上がり、青空が広がりました。この雨の降り方はまさに夕立じゃありませんか。天気予報によると、明日から暑くなるそうです…。

謎解き

5月17日(水)

他の専任の先生方は明日の中間テストの問題作りや印刷などに忙しい中、私は、今学期はどこかのレベルの責任者ではないため、そういったことはしません。時間が少しあったので、上級の教材作りをしました。10月期か1月期にはきっと必要になるでしょうから、今のうちから少しずつ作りだめをしておこうというわけです。ちょっとした謎解きの文章で、これをお読みの皆さんにも是非挑戦していただきたいところですが、この教材を使うことになりそうな学生の中にもこれを読んでいる人がいますから、ここでそれを紹介することは控えておきます。なぞを解いて頭の体操をしたいという方は、個人的に私のところへお越しください。学生の皆さんは、あと半年ほどお待ちください。

KCPの超級は、市販の留学生向け教材では手応えがなさ過ぎて学生の力が伸ばせませんから、新聞記事やエッセイや小説などの生教材や、教師がない知恵を振り絞って生み出した文章や、日本人の高校生向けの問題なんかまでも総動員して、教材を作り上げていきます。時には思い入れが強すぎて教師の意欲が空回りすることもありますが、こうして鍛えられた学生は進学先で十分に日本人学生に伍していけるだけの日本語力を身に付けて卒業していくのです。

読書は私の趣味であり娯楽でありますが、頭のどこかでは「教材」ということを考えています。新聞も情報を得るためだけではなく、半年後に振り返っても学生の心をつかめそうかという目でも読んでいます。息苦しそうに聞こえるかもしれませんが、日々是教材探しという生活も、結構楽しいものです。

錦を飾る

5月16日(火)

入管が日本語学校の入学者に対して1年3か月のビザを出すようになってから、毎年今ぐらいの時期は、4月に進学した卒業生が、ビザ更新に必要な書類の申請に来たりそれを受け取りに来たりするようになりました。インターネットでも書類申請はできますが、敢えて学校まで足を運ぶというのは、卒業生にしてみると、母校に錦を飾るような気持ちもいくらかあるのではないでしょうか。それは私たちにとってもうれしくありがたいことです。進学先の大学・大学院・専門学校などの意外な側面を知るきっかけにもなりますし、何より、わずかな間にグンと成長した卒業生を見て励まされることが大きな喜びです。

日々の授業は、来年のこの時期にまためぐってくる収穫のための種まきみたいなものです。4月の新入生もKCPでの生活に慣れ、来年進学の主力メンバーをどう育てていくかがだんだん見えてき始めるのが、5月の中ごろです。その筋書き通りにはなかなか進まないものですが、進学予定の学生の個性がつかめてきて、その個性に合わせてどんなふうに引っ張っていくかを考えるのは、案外と楽しいものです。

もちろん、順調に育つ学生たちばかりではありません。私のクラスの学生にも、早くも夢に黄信号が点ってしまった学生もいます。その大きすぎる夢を妥当なサイズに変えていくのも私たちの役割です。錦を飾りに来ている卒業生も、初志貫徹よりは紆余曲折のほうがこの1年間を表す言葉としてふさわしい人が多いです。衝突、葛藤、妥協、挫折、反撃、そこには人生の縮図あるようにも思えます。

東京を離れた卒業生はどうしているでしょうか。もし、これを読んでいたら、夏休みにでも錦を飾りに来てください。

逃げを打つ

5月15日(月)

今年のKCPのクールビズ初日で、張り切って半袖でうちを出たら何だか肌寒く、駅のホームにはコートを着ている人すらいました。ちょっと失敗したなと思いつつも、伊達の薄着で通しました。2か月前の3月15日はコートにマフラー、4月15日はスーツ姿、5月15日は曲がりなりにも半袖と、この2か月で季節が一気に進みました。同様に、9月15日は半袖でも汗を流し、10月15日はスーツがちょうどよく、11月15日はコートを羽織っているのではないでしょうか。このところ、春と秋が駆け足で通り過ぎていくような気がしてなりません。

季節はどんどん進む一方で、学生たちの中には勉強がさっぱり進まない困り者もいます。Hさんもその1人で、また受験講座を休み始めました。毎学期、最初のころはちゃんと出席するのですが、途中からパタッと来なくなるのです。ですから、実力が積み上がりません。受験講座には出なくても、塾かうちかで勉強していてくれればいいのですが、そういう気配も見られません。去年は“来年があるさ”と言っていられましたが、今年はそういうわけにはいきません。今の時点で“11月があるさ”なんて1ミリでも思っているようでは、お先真っ暗です。

あるいは、実力のない自分を直視できないのかもしれません。去年の11月のHさんの成績は、ひいき目に見て「悪くはない」という程度に過ぎません。Hさんが考えていた進学先のボーダーラインには及ばず、6月のEJUに捲土重来を図るわけですが、果たしてどうでしょう。1対1で話すと決して悪い学生ではないのですが、どこか線の細さを感じさえられます。

残念ながら、“Hさん”は1人ではありません。私が思いつく範囲で4人ぐらいいます。多少肌寒くても半袖で通すくらいの気概がほしい……などという結論は、牽強付会かな。

希少価値

5月13日(土)

私の出勤時間帯はまだ降っていませんでしたが、受験講座の学生が登校してくるころは降ったりやんだり、授業を終えて学生たちが帰ることは結構な降りっぷりになっていました。気温もあまり上がらず、スーツの上着がありがたいくらいのうすら寒さでした。ニュースによると、沖縄・奄美地方が梅雨入りしたそうです。実況天気図を見ると、梅雨前線が本州南岸まで迫っています。週間予報によると、週明けには前線は南下するようですが、雨の季節が近いことを感じさせられる雨空です。

雨のたくさん降る町で勉強したいと今週の作文に書いていたのがJさんです。日本人的には???となってしまう感覚ですが、Jさんにとっては雨が多いのは好ましい気候のようです。こんなふうに、Jさんの作文は、読み手の気持ちをがっちりつかみ、一気に読ませてしまう力を持っています。もちろん、変な文やおかしな言葉遣いはありますが、そういたものを乗り越えてこちらに訴えかけ、こちらの心を捕らえています。

今学期は、毎週30名近くの作文を読んで添削していますが、Jさんのように気持ちよく読める文章を書く学生もいれば、何回読み返しても真意が理解できない作文を提出してくる学生もいます。同じテーマでどうしてここまで差がつくのだろうと思わずにはいられません。また、作文以外の科目の成績に比例しているわけでもありません。MさんやTさんなんかは優秀な学生のはずなのですが、作文だけはどうしようもありません。2人に比べると授業の時はさっぱりのSさんが、読ませる文章を書いてしまうんですねえ。

才能と言ってしまえばそれまでですが、文法や語彙に対するセンスというよりは、構成力が物を言っています。原稿用紙1枚かそこらに起承転結を盛り込み、与えられたテーマの中で自分の世界を繰り広げる――JさんもSさんも、この稀有な能力を大切に育てていってくださいね。

聞けた

5月12日(金)

連休明けから準備を進めてきた、日本人ゲストを迎えての会話授業がありました。私の入っているクラスは初級の最後のレベルですから、初級の総まとめ、総仕上げの意味も込めて、日本人ゲストとの会話の授業を企画しています。また、「会話」ですから、学生は一方的にしゃべり倒すのでもなく、ひたすらゲストの話に耳を傾けるのでもなく、双方向的に話を盛り上げて行くことが求められます。

まだ初級ですから、いきなり会話をしろと言われてもできるものではありません。ですから、採集の準備の時間になると、グループごとに会話の予行演習が自然発生的に始まりました。こうなると、私の言うことなど上の空です。放置するほかありません。

そして、ゲストがいらっしゃると、ちょっと緊張しつつも元気に挨拶し、各グループで会話が始まりました。私は各学生がちゃんと会話に参加しているか、会話があらぬ方向に進んでいないか、ゲストに対して失礼な態度を取っている学生がいないかなどを見回りました。会話は、どのグループも途切れることなく進んでいました。

終了予定時刻になり、私が会話を中断すると、学生たちは名残惜しそうにゲストに「ありがとうございました」とお礼を述べ、ゲストの方々は次の教室へ向かわれました。教室の外に出たところでゲストの方に軽く感想をお聞きすると、話し相手をしただけでも思ったよりハードだったとおっしゃっていました。それだけ学生たちがたくさん話したというふうに、ポジティブに受け取ることにしました。

私は、学生たちがきちんと話を聞いていたことに感心しました。ゲストの話だけでなく、同じグループの学生が話しているときも、相槌を打ちながら反応を示していました。初級だと、誰かが話している間は、それを聞くのではなく、えてして次に自分が話すセリフを必死に考えているということになりがちなのですが、今回はそんな様子は見られませんでした。この点は学生たちに伝え、褒めておきました。

学生たちも、ふだんの10倍ぐらい日本語をしゃべったので疲れたようでしたが、それだけ長い時間話し続けられた、実のある会話ができたということが、大きな自信になったようでもありました。ここで得た自信で、来週の中間テストでも好成績を挙げてほしいと思いました。

訪問

5月11日(木)

今学期は、木曜日に受験講座を2つこなすと、大きな山を越して、週末という雰囲気になります。金曜日には初級クラスの日本語の授業がありますが、受験講座の理科は企画制作実施すべて私自身ですから、プレッシャーのかかり具合がだいぶ違います。

ことに木曜日の受験講座は、今学期から始めた学生たちばかりで、最初が肝心ですから李下の面白さも伝えつつ実力も付けさせていくことになります。挫折させずに力を伸ばしていくにはどうしたらいいかという永遠の課題にまた取り組んでいます。

今学期のクラスには、国で勉強してきたからとなめてかかる学生がいないので助かっています。ノートを取る目つきの鋭さが、学生たちの意欲を物語っています。謙虚に勉強し直そうという気持ちが伝わってきて、教える側も力が入ります。天狗の鼻を折るようなことをしなくても済むので、気持ちよく授業ができます。

しかし、その一方で、連休明けから来なくなった学生もいます。あれこれ欲張りすぎて早くもペースダウンを余儀なくされたLさんやHさんには、生活に余裕ができたら、また復活してほしいと思っています。

「先生、もうすぐ珍客が来ますよ」と、受験講座から戻ってきたところにM先生から声をかけられました。ほどなく、何年前に卒業したかわからないくらい昔の卒業生のCさんが、A先生と一緒にやってきました。受験講座を始める前の頃の学生ですが、顔を見たらすぐにCさんだとわかりました。

CさんはKCP卒業後大学に進学し、大学卒業後、日本と母国とで苦労を重ね、このたび日本で会社を興すに至ったとのことです。社長になったわけですが、えらそうに振る舞うことなく、KCPにいたときと同じような腰の低さと人の気をそらさぬ話しっぷりは健在でした。

今、受験講座を受けている学生たちが、10年後か15年後に、Cさんのように学校を訪れてくれるかなあと思いました。

変形虫

5月10日(水)

ここ何年間かずっと懸案となっていた、生物の単語帳がやっと完成(?)しました。EJUの理科の3科目中、物理にはF=maのような公式、化学にはNaOH+HCl→NaCl+H2Oのような反応式や化学式や元素記号という、万国共通の言語があります。しかし、生物にはそういう確固たる地位を築いた言葉が少ないです。DNAとかATPとかというアルファベットの略語で示される物質などが、その数少ない共通言語です。

だから、“ミトコンドリア”といえば、生物で受験しようという日本の高校生なら誰でも知っていますが、中国の学生にとっては“???”です。逆に、“白血球”と書いてあれば、中国の学生は100%理解できますが、漢字のない国から来た学生にとっては“???”です。

こういうギャップをなくすために単語帳を作ろうと思い立ったのは、この校舎ができる前の仮校舎の頃。授業の合間を縫って少しずつと思っていましたが、その授業の合間には単語帳よりも急を要することがずけずけと入り込み、単語帳はいつも後回しに。今学期は比較的余裕があったので、これを逃したらオリンピックのほうが先に来てしまうと思い、全体の1/3ぐらい残っていた仕事を最優先にして片付けました。

しかし、まだ“完成(?)”でしかありません。中国語は、例えばアメーバが「変形虫」というように、納得できる訳が多いですから、明らかな間違いは排除できます。しかし、ハングルはそうはいきません。原語を音訳したであろうというのはわかりますが、それ以上のことは“???”です。

ですから、現時点での完成(?)版を配って、学生に直してもらうことにしました。結構な分量の単語帳を手にして、学生はうれしそうでもあり、迷惑そうでもあり…。

ぶち抜いちゃった

5月9日(火)

また、Cさんが休みました。昨日も、連休の直前も休んでいますから、1週間も学校に顔を出していません。担任のO先生のところには連絡があったようですが、「悪いものを食べたから」という、理由にもならないような言い訳を送ってきただけです。

Cさんの入学からの記録を見ると、主体性が感じられません。大学進学と言ってみたり、それも経済学とか獣医学とか、勉強したいことがふらふらし、大学に入るための勉強が厳しいから専門学校にすると言ってみたり、親に言われたからやっぱり大学に進むことにしたり…という調子です。

生活面でもルームメートに振り回されて引越しして、大変な目にあったこともあるようです。また、アルバイトをしたいと言っているわりには探している形跡もなく、日本での勉強は国での勉強より楽だと言っていますが、必要な勉強をしている様子は感じられません。さらには、朝起きられないからと、遠くの友達にモーニングコールをしてもらっているというではありませんか。

受験講座が終わって職員室に戻ってくると、卒業生のLさんがいました。LさんはCさんとは反対に、常に自分を律していました。経済的事情からアルバイトを必要としていましたが、アルバイトに溺れることはありませんでした。クラスでトップを争う優秀な成績と100%に近い出席率を保ち続け、率先垂範を心がけ、学校中の誰もが納得する奨学金受給者でした。

Cさんをどのように鍛えればLさんのようになるのでしょう。教師の一言によって人生が変わったなどという話をよく聞きますが、Cさんにどんな形で手を差し伸べれば1週間ぶち抜くような生活からすくい上げられるのでしょうか。Lさんの爪の垢を煎じて飲ませるだけではダメなことは確かです。

絶壁、盆地、青い仏像

5月8日(月)

連休後半初日の5月3日も、早朝6時前は羽田空港の保安検査場の係員も手持ち無沙汰げでした。大阪行きの飛行機は定刻に出発し、芦ノ湖、山中湖、富士山、天竜川、木曽三川、鈴鹿山地、奈良盆地を見下ろしながら大阪の市街地をかすめ淀川を越えて、定刻に伊丹空港に到着しました。

初日の目的地は中山。阪急宝塚線の北に位置する標高478mの山です。好天とあって、頂上からは麓の宝塚を始めとする阪神間の町並みや淡路島の絶景が期待できます。ガイドブックには「上級」と書かれていましたが、阪急電車の沿線ですからね、ザイルを使うような絶壁なんかあるわけがない、せいぜい上り坂が多少長く続くとかアップダウンを繰り返すとかという程度だろうと高をくくっていました。

頂上まではその通りでした。山頂やその付近の見晴らしの利くところからは、予想以上の絶景が拝めました。冷たい麦茶がとても美味しかったです。それから下りにかかったのですが、これがとんでもなかったですねえ。私は“Travel Light”を信条としていますが、それでも4泊5日ともなればそれなりの荷物があります。それを背負い込んでいることもあり、機動性がいつもより劣っていたのも災いしました。足をどこに置けばいいか考え込むような岩場が続き、かといって引き返すにも登ってきた時より急な坂をよじ登らねばならず、なるほど、これが上級の登山かと痛感させられました。いつぞやこの稿で大阪は山が近いということを書きましたが、阪急電車で梅田から30分ほどの、住宅地の裏山みたいな山に進退窮まるような登山道が存在するのです。東京で言えば、よみうりランドや多摩動物園が絶壁の上にあるようなものです。

5日は生駒山地縦走を試みました。こちらは中山よりもずっと楽な道のりでした。尾根筋から見下ろす大阪平野は、東京人の感覚からすると盆地かと見紛うほどです。北は北摂の山並み、西には海があるのですがそのすぐ向こうに淡路島の山々があり、山に囲まれているように見えるのです。反対側を見れば本物の盆地・奈良盆地があり、それと比べれば大阪は明らかに平野ですが、縦走路の展望台から都心のビル群まで指呼の間です。大阪ドームもはっきりわかったし、花園ラグビー場なんか、足元ですよ。やっぱり大阪は山が近いのです。

その間の4日は、吉野まで足を伸ばし、金峯山寺蔵王堂の秘仏・蔵王権現像を拝んできました。3体の仏様は、ネットやテレビで見るよりもずっと品のよい青い色をしていて、しばらくその前から動きたくなくなるような魅力を発していました。来年もまた訪れて、この荘厳さにまた浸りたいと思いました。

大阪から吉野までは、新宿から箱根までより20キロ余り近いのですが、山奥度合いは吉野のほうが数段上です。なんたって、修験道の聖地ですからね。ここでも大阪は山が近いと感じました。

6日は竹内街道を歩く予定でしたが、雨が降るという予報が出たので、ホテルの近場の博物館を見学しました。竹内街道は、来年に持ち越しです。

大阪の山の近さを改めて実感した連休でした。